卒業、送別に入学、就職…とさまざまなイベントが続くシーズン。寄せ書きなどのメッセージギフトを送る機会が多い時季ですよね。我が家の長男もこの春で小学校を卒業するので、「節目に家族から寄せ書きを」と考えたものの、イベントごとで恒例化していて喜んでもらえないのでは…と迷っていました。そんなときに知ったのが、今までにないメッセージギフトが贈れると話題になっている「RETTEL(レッテル)」。「これなら長男に喜んでもらえそう!」ということで、実際にサプライズでつくってみました。
仲間や同僚、家族から贈る「世界に一冊だけのメッセージギフト」
「RETTEL(レッテル)」とは?
メッセージギフトというと、真っ先に思い浮かぶものは色紙にひとりひとりのメッセージを書いてもらう「寄せ書き」ですよね。私も過去、学生時代に部活を引退するとき、職場での異動、退職、結婚、出産…とさまざまな節目で贈られる機会がありうれしかったことを覚えています。
そんな色紙ですが、先日送別会の幹事を担当して感じたことが、メッセージを集めたり装飾したりと手間がかかる割に、新鮮さや驚きには欠けるということ。より感動したり、驚いてもらえるメッセージギフトはないものか…と思っていました。
この「RETTEL」は、そんな気持ちに応えてくれるような新感覚のメッセージブックがつくれるサービスなんです。つくり方もシンプルで、仲間や同僚、家族などの参加メンバーから、贈る言葉と似顔絵をスマートフォンもしくはPCから登録してもらうだけ。見開き1ページを各々のメンバーが担当する本をつくることができます。
幹事の負担も大きく軽減する仕組みも優秀で、しかも出来上がりは本格的なアートブックのよう!世界に一冊だけの、特別なギフトがつくれるなんてワクワクしちゃいます。
卒業&入学を迎える長男に内緒で作成!
この春、小学校卒業&中学入学という大きな節目を迎える我が家の長男。今回、家族からの長男へのサプライズプレゼントとして実際につくってみました!メンバーを5人以上集めれば作成できるので、今回は私、夫、長女、次男、離れて住む実家の父、母の計6人を参加メンバーとして進めました。
今回このメッセージブックを企画した私が、ほかのメンバーのメッセージを集める「幹事」となり、ブックの作成を進行。まずは幹事専用ページをつくり、ほかのメンバーにメッセージの送信依頼。スマートフォンもしくはPCのどちらかから、RETTEL公式サイトにアクセスして作成を開始します。
「商品一覧」をクリックすると、メッセージブックのイラストレーターを選べます。作成する似顔絵の雰囲気も作家により異なります。私は向かって右の、可愛らしい雰囲気が印象的な「中川貴雄」さんをセレクト。
作家を選ぶと、まず贈る相手の似顔絵アバターを作成する画面になります。肌の色から、髪型に髪色、服装といった細かい部分まで自分で決めることができます。
肌の色ひとつとっても数色あるので、選びがいがある!長男の似顔絵を幼稚園児の次男とつくりましたが、とても楽しいようで、長男には似ても似つかない似顔絵をつくっては大爆笑していました(笑)。
似顔絵ができたら、幹事専用ページにログインします。メールアドレスと、送られてきたワンタイムパスワードを入力するだけなので簡単!
次に詳細を入力します。ブック内に記載される内容なので、本のできあがりイメージを膨らませながら入力しました。
詳細を入力したら準備完了です。ここから、参加メンバー宛にメッセージと似顔絵の作成を依頼します。
幹事の大変なことのひとつが、メッセージを送る期限のアナウンスを含めたメンバーへの参加依頼。このサイトでは、メールやLINEに送る依頼用のメッセージのテンプレートまで自動作成してくれるので手間なし!修正したい部分だけ変更したら、あとはコピー&ペーストで、参加メンバー用ページのアドレスと一緒に本文に貼りつけて送れば依頼が完了します。
今回は、参加メンバーが自分を含めて6名なので、依頼する手間もほとんどありませんが、人数が多くなればなるほど依頼するためのメールの本文を考えることも大変な作業ですよね。その手間を軽減してくれる気遣いも優秀!本文にはメッセージの入力締切期限も、日付だけでなく時間まで記載してくれるので、スムーズに進められます。
幼稚園児の次男でも自分のページが簡単につくれる!
今回は長女のスマートフォンから、幼稚園児の次男もメッセージづくりに参加!その様子を追ってみました。
幹事から送られたメッセージに記載のURLにアクセスすると、まずは自分の似顔絵をつくるページに入ります。
次男も「これがいいあれがいい」などと言いながら、中学生の長女のアドバイスを聞きつつ作成。髪型をちょんまげにしてみたりと、楽しみすぎてなかなか前に進まない模様でした(笑)。
似顔絵を作成したら、相手に贈る言葉を入力していきます。文字の入力がまだできない次男は、長女のアドバイスで音声変換で入力に挑戦!
似顔絵とメッセージを入力するだけなので、指示に従って進んでいけば、難しいこともなく簡単!幼稚園児の次男だけでなく、デジタルに弱い実家の父と母も難なく進められたようで、依頼したその日に幹事の私の元に内容が送られてきました。
私もしっかり参加(笑)。特に似顔絵づくりが楽しくて、今回は私が日頃やってみたいと思っている髪色でつくってみました。
メッセージ作成のページ内では、まず贈る相手にとってどんな存在かを選択式で入力できるので、ユーモアを交えたものを選ぶと堅苦しくなりすぎません。普段面と向かって言い辛い言葉も、文章にすると伝えやすく、つくりながら改めて「文字を贈る」ことの良さを実感しました。メンバーの作業は数分で終わる内容なので、負担が少なく忙しい人にも依頼しやすい!スマートフォンがあれば、隙間時間で作業ができる点も便利です。
メッセージが集まったら最終確認して購入ボタンを押すだけ
幹事は全員分のメッセージが揃ったことを確認したら、あとは本のみ、もしくは本とデータの両方の購入のどちらかを選び、購入ボタンを押して注文をするだけ。
本の購入代金は、今回は家族間なので私が負担しましたが、家族以外のメンバーでつくるときは、参加メンバーの人数で費用を割った料金をメンバーにお知らせして集金すればOK。費用がかかる旨は、作成依頼の本文テンプレートに自動記載してくれるので安心です。
購入すると、発送予定日のお知らせが確認できます。注文してから、指定の住所に本が届く目安は約10日前後。土日祝日は発送していないことと、混雑状況により発送予定日が前後する場合があるので、その点を考えて注文すると良いと思います。
実際に届いた本がこちら。想像以上に立派な本に仕上がっていて感動です!本が入った外箱にもゴールドの刻印が施されていて、高級感があります。
早速、家族が集まる休日にサプライズで長男に渡しました!色紙と違い、作成も本人の目を気にせずにつくれるので全く予想していなかったようで大喜び!特に離れて住む祖父母のページを、うれしそうに読み返していました。
寄せ書きとなると、色紙などを持ってメッセージをもらいたい本人のところまで行かなければならない点も大変ですよね。こちらはスマートフォンかPCさえあればどこにいてもすぐに参加できるので、なかなか会うことのできない人からもメッセージをもらえる利点も。
実際につくってみて感じたのは、贈られる側だけでなく、つくる側も楽しんで作業ができたこと。子どもたちも「もう一人分つくりたい」と言ってきたほどハマっていました。また、本に加えてデータも一緒に注文すれば、画面に映し出すこともできます。結婚式や送別会などのイベントでも使えて盛り上がること間違いなし!サプライズプレゼントに悩んだときは、ぜひチェックしてみてくださいね。
【お問い合わせ先】
RETTEL https://rettel-tokyo.com/
https://www.instagram.com/rettel_tokyo/
取材・撮影・文/西村絵津子
協力/RETTEL