キャンプでの楽しみと言えば焚き火の時間。じっくりと火を見つめていると、無心になって日ごろの疲れやストレスが解消されます。また焚き火でつくる料理もお楽しみの時間ですね。火を扱う焚き火は、危なくないようにしっかりと準備をしてのぞみたいもの。
今回は風が強いときに用いる焚火陣幕をはじめ、役に立つ焚き火アイテムをご紹介しながら、安全に焚き火を楽しむ方法をお伝えします。
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安全に楽しむ方法さえマスターすれば、焚き火ほど楽しい時間はありません♪
焚き火のマストアイテムとは?おすすめは“焚火陣幕”
風が強いことで知られるふもとっぱらで、焚火陣幕を使っているキャンパーさんをたくさん見かけたのが、焚火陣幕を知ったきっかけでした。強い風を防ぐことができれば、多少風が強い日でも焚き火をすることができますよね。
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風が強いときに役立つ焚火陣幕。火の粉に強く風合い豊かな100%コットン製帆布(縮み防止加工済み)。クイックキャンプ 焚火陣幕 焔 -homura- サンド ¥9,980(YOCABITO)
焚火陣幕を設営しよう
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真ん中、サイドの順に支柱フレームを打ち込み、支柱フレームにハンガーフレームを差し込みます。
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両サイドのベルトで幕のテンションを調節し、サイドフラップのゴム部分にペグダウンをしたて、幕上部のガイロープをペグダウンし、本体を固定すれば完成。
その他のマストアイテムも用意して、いざスタート!
焚火には焚き火台と、焚き火シート、トング、焚き火用グローブなどが必要です。
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大定番の焚火台。ファミリーキャンプにちょうどよいサイズでリーズナブル。ファイアグリル ¥7,700(新越ワークス)頑丈なステンレス製で扱いやすい。UFトング400 ¥1,650(新越ワークス)耐熱温度550度で熱気を遮断正六角形のため、円柱型や四角型など、様々な焚き火台に使用可能です。クイックキャンプ 焚き火シート ¥4,980(YOCABITO)
水をたっぷりと入れたバケツ、火消し壺、ライター、着火剤、小さなほうきとちりとりも用意しましょう。
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バケツは霜山、火消し壺はコーナン、ライターはSOTOのフィールドチャッカー、着火剤はロゴス、ほうきとちりとりはスタンダードプロダクツのもの(すべてライター私物)。
焚火をはじめます
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着火剤を焚き火台に置き、その上に焚き付け用の細い薪を置き、ライターやバーナーなどで着火します。
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火が付いたら太い木をくべて、火を安定させます。太い薪が燃えるまであまりいじらずに待つことが大事。
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至福の焚き火タイムです。
焚火は片付けも大事です!
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薪が燃え尽きてから火消し壺に入れて蓋を閉めます。空気が遮断されるので火が消えます。しばらく缶が暑いので取り扱いに気を付けて。
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焚火のあとは炭や燃えカスが地面に落ちてしまうもの。ほうきとちりとりを使って、焚き火の後始末をしましょう。
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焚火をはじめたときと同じ状態に戻せば片付け完了です。
ファミリーキャンプで安全に焚き火を楽しもう
道具をしっかり準備すれば、安全に焚き火を楽しむことができます。
先日デイキャンプで近所の焚き火OKの河原に遊びに行きました。我が家は風が強かったので焚き火を中止していたのですが、近くのグループの焚き火の炎が近くの枯れ草に燃え移り、消防車が出動! 消防車がサイレンを鳴らして我が家の真後ろに停まるまで、火が起きていたことに気づきませんでした。
このように、火の失敗は準備の不足や、確認の失敗で誰にでも起こりうることです。しっかりと準備をして、安全に楽しみましょう。
撮影/山下忠之 取材・文/湊谷明子
【詳しくはこちら】
YOCABITO
https://quickcamp.jp/
新越ワークス
http://www.uniflame.co.jp/