キャンプでの楽しみと言えば焚き火の時間。じっくりと火を見つめていると、無心になって日ごろの疲れやストレスが解消されます。また焚き火でつくる料理もお楽しみの時間ですね。火を扱う焚き火は、危なくないようにしっかりと準備をしてのぞみたいもの。
今回は風が強いときに用いる焚火陣幕をはじめ、役に立つ焚き火アイテムをご紹介しながら、安全に焚き火を楽しむ方法をお伝えします。
焚き火のマストアイテムとは?おすすめは“焚火陣幕”
風が強いことで知られるふもとっぱらで、焚火陣幕を使っているキャンパーさんをたくさん見かけたのが、焚火陣幕を知ったきっかけでした。強い風を防ぐことができれば、多少風が強い日でも焚き火をすることができますよね。
焚火陣幕を設営しよう
真ん中、サイドの順に支柱フレームを打ち込み、支柱フレームにハンガーフレームを差し込みます。
両サイドのベルトで幕のテンションを調節し、サイドフラップのゴム部分にペグダウンをしたて、幕上部のガイロープをペグダウンし、本体を固定すれば完成。
その他のマストアイテムも用意して、いざスタート!
焚火には焚き火台と、焚き火シート、トング、焚き火用グローブなどが必要です。
水をたっぷりと入れたバケツ、火消し壺、ライター、着火剤、小さなほうきとちりとりも用意しましょう。
焚火をはじめます
焚火は片付けも大事です!
薪が燃え尽きてから火消し壺に入れて蓋を閉めます。空気が遮断されるので火が消えます。しばらく缶が暑いので取り扱いに気を付けて。
焚火のあとは炭や燃えカスが地面に落ちてしまうもの。ほうきとちりとりを使って、焚き火の後始末をしましょう。
焚火をはじめたときと同じ状態に戻せば片付け完了です。
ファミリーキャンプで安全に焚き火を楽しもう
道具をしっかり準備すれば、安全に焚き火を楽しむことができます。
先日デイキャンプで近所の焚き火OKの河原に遊びに行きました。我が家は風が強かったので焚き火を中止していたのですが、近くのグループの焚き火の炎が近くの枯れ草に燃え移り、消防車が出動! 消防車がサイレンを鳴らして我が家の真後ろに停まるまで、火が起きていたことに気づきませんでした。
このように、火の失敗は準備の不足や、確認の失敗で誰にでも起こりうることです。しっかりと準備をして、安全に楽しみましょう。
撮影/山下忠之 取材・文/湊谷明子
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