キャンプや公園ではとことん身体を動かしたい我が家の子どもたち。特に小学生の長男はバドミントンが大好きなのですが、たいてい風が強くてまともにラリーができないことに怒っていることがしばしば。そんなとき、Mart春号の誌面で「アウトドアバドミントン」を見てこれだ!と即注文。もっと早く知っておけばよかった、と思うくらい大満足のアイテムをご紹介します。
軽量なので持ち運びがラク!
私が購入したのは、「タルボット トロ スピード バドミントン ハンディラケット専用ケース付き(ターコイズ)」(税込¥5,940)。
ラケットが2本、シャトルが3つと専用のキャリーケースがついています。キャリーケースの先端にシャトルケースを収納できるスペースがついているので、シャトルの変形や紛失も防いでくれます。
ラケットの重さは個体差がありますが170gほどと軽量!持ち運びもラクなので持っていくのが億劫になりません。ケースにはストラップがついているので肩にもかけられますし、使わないときはフックにかけておくこともできます。
初心者でも使いやすいからみんなで楽しめます
アウトドアバトミントンのすごいところは3点。1点目は「木の葉や小枝が揺れる」程度の風が吹いてもラリーに支障が出ないこと。
2点目は初心者に優しい工夫がされていることです。初めてラケットを持つ人でも返しやすい大きさで、先端が広がった形なので打ち損じも少なくて済みます。
ラケットの全長が短いので扱いやすいのも特徴のひとつ。グリップも握りやすく安定感があります。
通常のバドミントンと比べて片方が初心者で全然ラリーが続かず楽しくない、というシーンも減りました。実際にやってみて予想以上にラケットにシャトルが当たってかなり飛ぶこと、ラリーが続くことに驚き!ラリーが続くので楽しくなりつい夢中になってしまう仕組みです(笑)。
3点目は上達すればするほど楽しみが増える点です。付属のシャトルは2種類あり、黄色い羽が「スターター」、赤い羽根が「レーサー」。スターターはその名の通り初心者向け、レーサーは距離もスピードも出る上級者向け。上達しても楽しめるようになっているんです。
子どもも大人もつい夢中になっちゃいます
今までのバドミントンのラケットはもう持てない!と思うほど使いやすいので、普段は孫とラリーなどしない私の母まで夢中になっていました(笑)。
少しでも風が吹くと全くラリーが続かずイライラしていた息子も大喜び。家族全員がご機嫌に過ごせるようになり、少々お値段ははりますが価格以上の価値があると実感!
難しい年ごろの思春期の長女とも楽しく遊べて、子どもとの触れ合いにも、日頃の運動不足にも一役かってくれています。キャンプ場にまでiPadを持ち込んでいた子どもたちも、今ではアウトドアバドミントンの虜に。キャンプだけでなく、自転車で向かういつもの公園での楽しみも増えました。
取材・文/西村絵津子