キャンプ初心者のライターが、さまざまなテントを実際に建てるシリーズ。今回は老舗アウトドアブランド、モンベルのテントを建ててみたいと思います。登山が趣味なので、モンベルは10年も愛用している大好きなブランドです。お店ではウエアからザック、靴、調理道具、もちろんテントなどなど、ともかくなんでも揃っていて、どれも安心して買えるところがうれしいのです。またわりと価格が手ごろなところも魅力ですね。
ムーンライト キャビン4(タン)¥97,900
サイズ 幅275×奥行き580×高さ213cm
モンベルから登場した2ルームテント「ムーンライトキャビン4」
定番人気の「ムーンライトテント」は、人気のキャンプアニメで登場しているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。今回そのムーンライトシリーズから初の2ルームテントが登場したので、モンベルファンとしてはぜひとも建ててみたいと思い、実際にお借りして建ててみました。山岳用テントを長く扱ってきた技術で、居住性と軽量性を備えたというテント、とても楽しみです。
中に入っているものは?
テント本体とインナールームは一緒に巻かれていました(ちょっと崩してしまった)。それに加え、テント本体用ポール、ペグと庇用ポール、応急処置用パイプ、収納袋、取扱説明書が入っていました。
収納サイズは幅70×奥行き27×高さ31cm、総重量13㎏。
屋台骨になるフレームにテント本体を取り付ける
まずは骨組みになるフレームを2セットつくります。ポールをつなぎ合わせてジョイントに接続します。
フレームをポール受けに差し込みます。
すべて差し込むと、骨組みがしっかりと立ち上がります。完成が想像できるようになってきました。
頂点の部分のフックを2か所取り付けます。
スリーブにセンターポールを差し込んで。
ポール受けに差し込みます。
テント本体をフレームに固定します。残りのフックを全部取り付けて、ペグを打ったらできあがり。
そして完成!
前室を全部メッシュにしてみました。居室部分もメッシュにできるので夏でも涼しい。またフルオープンにしたり、備え付けのポールで前を張り出すことも可能。いろーんな形に変化するので環境に応じて使えます。
室内の広さは幅210×奥行き250cm。家族でゆったりと過ごせますね。
前室が広いので、こんな風にのんびり椅子とテーブルを広げて過ごせます。ライターの西村さんに友情出演してもらいました。
ビッグサイズな2ルームテントは居心地が最高!
実際に建ててみて、大きさのわりに建てやすく、しっかりとしていてさすがモンベルのテント! と感動しました。タンの色がいまどきでおしゃれですし、素材は山岳テントのように軽量でしなやかで、しかも焚き火に強い難燃加工を施しているところもうれしい!
骨組みがしっかりしており、多少の荒天でも耐えてくれそうなところはさすがのモンベル。と、わたしのモンベル愛があふれた記事になっちゃってますが、とてもいいテントでした!
【詳しくはこちら】
モンベル・カスタマー・サービス
06-6536-5740、フリーコール:0088-22-0031(携帯電話使用不可)
http://www.montbell.jp/
撮影/山下忠之 取材・文/湊谷明子