災害時にはライフラインが止まってしまうことがあります。そんな時に役立つのが電気・水道・ガスなどが通っていない自然の中でも使えるキャンプ用品。今回は持っているといざという時の防災対策にも安心なキャンプギアをジャンル別に集めました。
ランタン編
コールマン クアッド マルチパネルランタン
最大60Wの白熱灯と同じ800lm(ルーメン)の明るさで照らすことができるLEDランタン。単1乾電池×8本で最大約400時間点灯してくれるので、災害時に電気が復旧するまでの間安心して過ごすことができます。さらにUSBポートがついているので、スマートフォンの充電もできてしまう優れものです。
φ14.5×H23.5㎝¥10,000(コールマン ジャパン)
ソーラーランタン編
ランドポート キャリー・ザ・サン
約1.2㎝の薄さに折り畳み保管しておくことができ、いざという時にはベルトをパッと引っ張ることでカンタンにキューブ形になるソーラーランタンです。充電は直射日光に当てることで完了し、電池不要。災害時には日中に太陽光で充電しておけば、夜は柔らかな光でリラックスして過ごすことができそうです。
ウォームライトミディアムW11×D11×H11㎝(収納時W21×D11× H1.2㎝) ¥3,800(ランドポート)
ウォータージャグ編
LOGOS シンクになる ウォーターコンテナ10L
折りたたむと洗い桶に!
コック式なので水が注ぎやすく、ハンドル付きで持ち運びがしやすい大容量のウォーターコンテナです。上半分を折りたたむとお皿などを洗う際にシンクとしても活用できます。水道が止まってしまう災害時にもこれがあれば水回りの不自由さが軽減されます。
W32× D22.5×H23㎝(収納時W32×D22.5 ×H16.5㎝) ¥1,300(ロゴス)
カセットコンロ編
Snow Peak HOME&CAMP バーナー
スタイリッシュなデザインとパーツを格納しコンパクトに収納することができるところが魅力のこちら。場所を取らず持ち運びしやすい形状だから、非常用持ち出し袋にひとつ入れておけば安心です。お湯を作ったり、非常食を温めたり大活躍してくれます。
カーキW34.6×D30.1×H12㎝(収納時W12×D9×H25.5㎝)¥9,980(スノーピーク)
インフレーターマット編
DOD ソトネノキワミS
普段はコンパクトに折りたたみキャリーバッグのように持ち運びやすいサイズ。広げると自動で膨張し、厚さ10㎝にまで膨らみます。しっかりと厚みと弾力があるので、災害時でもまるでベッドに寝ているかのような快適な寝心地にしっかりと身体を休めることができるはず。シーツは取り外すことができ、丸洗いが可能なのも嬉しいポイントです。
W80×D208×H10㎝(収納時W91×D23×H23㎝)オープン価格(ビーズ)
ちなみに、写真はキャンプ好きなMart編集長の私物撮影したもの。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まさに快適の極み!DOD「ソトネノキワミ」でテント泊に革命が起きた件
チェア編
ヘリノックス チェアホーム ミニ
耐荷重90㎏だから子どもから大人まで使用することができるチェアです。シンプルな見た目ながら転倒しにくい構造で座り心地も抜群。収納はトートバッグ型なので保管時にも場所を取りません。避難所などで冷たい床に座らなければいけない場所でもこれがあればホッと一息つけるはずです。
ラグーンブルー W40×D34×H44㎝(収納時 W28×D8×H17㎝)¥11,000(ヘリノックス)
ポータブル電源編
JVC Powered by Jackery
USBが3口、AM出力2口と家族で同時に充電できる口数を備え、一般的なスマホなら約35回も充電できるこちら。消費電力が大きい電気毛布でさえ約8時間も使用できるパワフルな1台です。別売りのソーラーパネルを使えばライフラインの復旧に時間がかかっても心に余裕が持てそうです。
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JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB62-C
キャンプグッズとして優秀なアイテムは災害時にも大活躍してくれます。いざという時に備えて常備するアイテムを選ぶ際には、キャンプギアも候補に入れて探してみてはいかがでしょうか。
※本記事はMartのバックナンバーより再構成しました。
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構成・文/松本果歩