フードコーディネーターのみなくちなほこさんがキッチンツールを選ぶ基準はずばり「シンプル」であること。今回ご紹介いただくのは、シンプルでありながらも使い勝手の良さが光る優秀なツールばかり。手入れもしやすく、時代を問わないデザインだから長く愛用できます。
教えてくれたのは
みなくちなほこさん/フードコーディネーター
アウトドア料理から家庭料理、スイーツまで得意ジャンルは幅広く、身近にある材料で手軽につくれるシンプルでナチュラルな料理が人気。キッチンで使う道具選びの審美眼に定評がある。道具選びの本他著書多数。
愛用ツール【1】
家事問屋
計量スプーン 5-15
大さじ(15㎖)、小さじ(5㎖)が柄の両側についている計量スプーン。しっかりと厚手にできており、長く使うことができる。
大さじ小さじの計量がこれ一本で完結!
合わせ調味料づくりに大活躍! 「1本で計量してボウルで混ぜて注ぐ」ことができる。
中華の合わせ調味料など、大さじ小さじを複数回使う料理に便利。テーブルにのせて量ることも可能。
愛用ツール【2】
家事問屋
小分け調味ボール
目盛り付きで、調味料を小分けに計量できる調味ボール。注ぎ口があるところも便利。入れ子にして収納できるのもいい。
液だれしにくいから食卓に出してもOK
注ぎ口の形がいいので液だれしにくい。スタイリッシュなデザインなのでそのまま食卓に出せます。
愛用ツール【3】
ナルゲンボトル
研究向けに開発されたナルゲンボトル。純度の高いプラスチック製で、密封性があり、保存容器としても使用可能。
におい移りや色移りの心配なし! 密閉性に優れた保存容器
だしや焼き肉のたれでもにおいがつきにくく、色もつかない優秀さ。
密閉性が高いので、外での撮影に焼き肉のたれを持って行くのにも便利。色移りもなし。
朝、にぼしと昆布を入れておき、晩ごはんの味噌汁のだしに。ボトルにだしのにおいがつかないところがいい。
あれこれ取り出さなくても汎用性の高いツールがあれば、キッチンでの作業もはかどりそうです。次回は”キッチンツールのプロフェッショナル”、料理道具研究家の荒井康成さんに愛用ツールを教えていただきます。
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撮影/久保嘉範、平林直己(BIEI)、山下忠之 取材・文/湊谷明子 編集/八代恵美子(atrio) 構成/Mart編集部
2020年6・7月合併号
はかどる!ときめく!暮らしの道具セレクション より