保温力があって煮込み料理が美味しくできる、おしゃれなデザインでそのまま出してもサマになる、と人気の鋳物ホーロー鍋。でも女性が扱うにはちょっと重たいのが悩みどころでした。そんななか、新潟、燕三条のメーカーが、世界最軽量の鋳物ホーロー鍋を開発しているとの情報が。一般的な鋳物ホーロー鍋とどう違うのか、検証してみました。
片手で持てるほど軽かった!
ユニロイキャセロール浅型22cm くちなし ¥ 24,000
22cmの浅型鍋は重さ約2.2kg、厚さはなんと2mm。片手で持ち上げられるほどの重さなので、出し入れするときや洗うときに扱いやすいです。
熱伝導や保温性を比べてみると
一般的な鋳物ホーロー鍋と同時にお湯を沸かしてみました。どちらもフタをしないで、約10分で完全に沸騰 。その後、フタをして1時間おいても40°C台をキープ、薄手だけれど鋳物ホーロー鍋の特徴である保温性は守られています。
握りやすい!持ち手の形状にも工夫が
持ち手は広く、指がしっかり入ります。ミトンをつけたままでも安定して持てそう。下向きについていて、手にしっくりとなじみ握りやすい。
美味しいレシピもご紹介しています!
本誌で活躍中のフードコーディネーター土肥愛子さんがおすすめの「ユニロイ」の鍋。誌面では、鋳物ホーロー鍋の良さを生かした簡単レシピもご紹介しています。
Mart6・7月合併号「暮らしの道具セレクション」では、お鍋から食器洗いスポンジまで、キッチンツールの名品を徹底検証しています。これまでたくさんの商品を見てきたMartスタッフが、実際に使用している商品も数々掲載。そのおすすめコメントとともにぜひご覧ください。
撮影/小林愛香、原田圭介 取材・文/丹下紋香