味つけが濃すぎたり、とろみが出なかったりと計量を無視した調理で数々の失敗を重ねてきた私。きちんと計量することが料理の出来栄えを左右すると実感しつつも、そのひと手間が面倒…。そんな私が発見したのが、こちらの「ふるだけで小さじ1杯が計れる」というキャニスター。これは試してみない手はない!ということで、早速その使い勝手を検証してみました。
保存だけじゃない!計量もできるアイデア商品
洗い物も削減できてアウトドアでも大活躍
逆さにするだけで小さじ1杯分が計量できる、便利な粉末用キャニスターです。直径は同じで高さが異なる、容量違いの300mlと500mlの2種類から選べます。
どちらのサイズも円形で、ふたごと外せて中身の補充もラク。完全密封ではないので、横置き保存はおすすめしません。
今回は300mlの方は片栗粉を、500mlの方にはインスタントコーヒーを入れました。中身を入れる目安はボトルの8割程度です。
ふたを開けると、このようなくぼみがあります。ここに小さじ1杯分の粉末が貯まる仕組みです。
見た目はガラスのようにも見えますが、ペットボトルと同様のPET材(ポリエチレンテレフタラート)を使用していて軽量で扱いやすい点も◎。
一番気になるのは、「ふるだけで小さじ1を計れるのか」ということ。今回は、実際に計量スプーンで計ったものと、キャニスターから直接出した分量を比較してみました。
まず、300mlのキャニスターに入れた片栗粉を、計量スプーンで計ってみました。小さじ1の片栗粉の重さは3gです。
キャニスターを初めて使用するときは一度逆さにしてふたの部分に中身を貯めた後、もう一度逆さにすると一定量中身が出てきます。2回目以降に使用するときは、一度逆さにするだけで計量できます。
逆さにして元に戻すとご覧の通り、ふたにあるくぼみ部分に粉がたまっています。
たまった粉を出すと、こちらも計りの表記は、計量スプーンで計ったときと同様の3gに。
今度は500mlのキャニスターに入れた、インスタントコーヒーで試してみました。計量スプーンの小さじ1は2gでした。
今度はキャニスターで計ったコーヒーを計量してみると、こちらも同様に2gの表記でした。
計量スプーンで小さじ1を計ることは、面倒な作業だと改めて実感(笑)。それに比べ、キャニスターを一回逆さにするだけで正しい分量を計量できるなんて感動ものです。
粉末の種類や大きさによっては中身が出にくい、もしくは多少の誤差が出ることもありますが、目分量とは比較にならないほど正確。
軽量なので持ち運びもしやすく、キャンプなどのアウトドアシーンにも重宝します。これがあればスプーンなしでも、濃すぎるコーヒーになる心配がありません。キャニスターだけで計量が終わるので、余計な洗い物がでない点もありがたい。もちろん、普段使いにもピッタリで、時短調理にもひと役買ってくれること間違いなしなアイテムです。
【お問い合わせ先】 Can★Do
※掲載情報は取材時のものです。店舗ごとに取り扱う商品が異なり、品切れの場合がありますのでご了承ください。
取材・撮影・文/西村絵津子