様々なプラントベースフードが登場している中、豆乳だけでなく、アーモンドミルクやオーツミルクなどのプラントミルクも注目されています。スーパーなどでもいろいろな種類のプラントミルクが発売されていますが、大豆や生のナッツから自宅で簡単にプラントミルクができるプラントミルクメーカーがあるのをご存知ですか?その実力をご紹介します。
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豆乳だけじゃない!ナッツやオーツ麦からミルクをつくる
家庭用のプラントミルクメーカー「ピーレチェ」。農業器材を製造販売している福農産業株式会社のこだわりが詰まった商品で、コンパクトなサイズですが、高機能で皮ごと、丸ごと、しっかり粉砕して滑らかなプラントミルクがつくれる優れもの。余計な物は一切加えず、100%ピュアなプラントミルクが自分でつくれるのはうれしいですね。
市販でよく見るのは豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクなどですが、「ピーレチェ」では様々な豆やナッツを使ってプラントミルクがつくれます。例えば、黄大豆、青大豆、赤大豆、黒大豆など、豆の種類を変えることでそれぞれ異なる味わいが楽しめます。これはなかなか市販では手に入らないプラントミルクですよね。
1回に使うナッツは約20gが目安。ローストされたものではなく、加熱前の豆やナッツを使うのがポイント。オーツミルクをつくる場合は市販のオートミールでOK。これに水を300ml加えます。中に目盛りがついているので計量カップなどがなくても大丈夫。材料はこれだけ。
5段階あるモードのうち、一番左にセットすればOK。あとは回転と加熱を繰り返し、終了の合図が鳴ったら完成です。約25~30分で完成します。強力なモーターで粉砕するので、例えば大豆で豆乳をつくってもおからが出ることはなく、大豆丸ごとすべてのプラントミルクがつくれます。
豆を丸ごと使うので、ゴミも少なく、栄養は余すところなく摂取できるので、いいことづくめ。通常なら豆を水に浸して柔らかくして、煮た後に濾すなど手間のかかる作業がありますが、これなら硬い状態の豆から、スイッチひとつ。
これまで以上にプラントミルクが身近になりますね。少量の野菜や出汁を加えれば、簡単にポタージュやスープもつくれるので、日常的に活躍してくれそうです。
プラントミルクをつくる以外にも「ジューサーモード」や「沸騰モード」、「粉砕モード」があり、「ジューサーモード」ならナッツは一晩浸水させることで加熱なしでRAWラントミルクがつくれたり、フルーツのジュースをつくることもできます。
「沸騰モード」は湯沸かしやスープの温めに活用できますし、「粉砕モード」は食材を粉末にすることができます。こちらはパウダー状にはならないので、かつお節、乾燥昆布、いりこ、ナッツ、煎り豆、コーヒー豆などを粉末にするのに適しています。
市販のプラントミルクは少し高い印象もありますが、こちらは素材+水だけなので経済的にもうれしいですね。何より、余分なものが入っていない、できたてが味わえるのは格別。手軽にプラントミルクがつくれて、それ以外にも活用できる「ピーレチェ」で、ヘルシーな手づくりプラントミルクを味わってみてはいかがでしょうか。
ピーレチェ(日本ソイフードマイスター協会オンラインショップ):https://www.jsfma.jp/product/164
取材・文/岡部礼子