「おうち時間」が増えた今、グリーンを飾ってリフレッシュしたい人も多いはず。でも、植物を上手に育てられるか心配ですよね。そこで、ガーデニングクリエーターのたなかやすこさんに、植物を元気に育てるコツや互いの成長のためのよい効果をもたらす、「コンパニオンプランツ」という寄せ植えについて教えてもらいました。
教えてくれたのは
ガーデニングクリエーター たなかやすこさん
ベランダをオシャレに演出する野菜栽培術が人気でメディア出演やワークショップなどで活躍中。『ベランダ寄せ植え菜園:自然の力を借りるから失敗しない』(誠文堂新光社)ほか著書も多数。
Q. 植物を元気に育てるコツは何ですか?
A. その植物に合った環境を整えてあげることが重要です
野菜やハーブの場合は、観葉植物より光を必要とするので、窓際など自然光が当たる場所で育ててあげることが大切です。また、「コンパニオンプランツ」の組み合わせで寄せ植えするのもおすすめ。互いの成長のためによい影響を与え合うので、自然に近い環境をつくることができ、丈夫に育ちます。さらに、プランターの深さは20cmあると根を張りやすいので、試してみてくださいね。
「コンパニオンプランツ」の組み合わせはこちら!
ワイルドストロベリーとチャイブの寄せ植え
ホワイトの鉢には互いにいい影響を与え合うワイルドストロベリーとチャイブの寄せ植えが、ブラックの鉢には観葉植物としておなじみのアイビーが植えられています。食べられる植物やよく見かける植物も、鉢が変わるだけで「珍しい植物かな?」と思わせる新鮮な表情に。
(右から)イオニアラウンド L ホワイト(受け皿付き)∅16×15×H11.5㎝ ¥2,200、イオニアサークル Sブラック(受け皿付き)∅ 16.5×7㎝ ¥1,430(ともに植木鉢とプランターの通販専門店アールデ)
タイムとスイスチャードの寄せ植え
スイスチャードとタイムの寄せ植えは、乾燥に強く育てやすいうえに食べる楽しみもある組み合わせです。樹脂と石粉を混ぜ合わせた特殊素材アートストーンを使ったプランターは、マットな質感と絶妙な色合いが魅力。
(右から)主張しすぎない色合いがどんなインテリアにもマッチ。ART ST ONE BLACK SS、ART STONE NAVY SS ∅16×15.5㎝ 各¥770(アマブロ)
撮影/福本和洋 グリーンコーディネート/たなか やすこ 取材・文/田島えり子 構成/長南真理恵
Mart2020年6・7月合併号
省スペースなプランターで実現 私の癒しは、簡単「おうちグリーン」 より
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