細々したものをすっきり使いやすく収納するには、100円ショップのあの名品を使うのがおすすめです!今回は収納に困りがちなアイテムをすっきり収納するテクニックを紹介します。
教えてくれたのは
お片づけコンシェルジュ インブルーム
伊坪美和さん
整理収納アドバイザー1級。株式会社インブルームで収納グッズやマンションの収納に関する監修など多岐にわたり活躍中。
「『面倒くさがりやの面倒くさがりやによる面倒くさがりやのためのお片付け』をモットーとして時短お片付けを提唱しています。お客様のお宅に伺うときは、この仕切りボックスを含め8〜10個は持参します。『整理』とは『仕分ける』こと。可動式の仕切り付きで見栄えもいいこのボックスがあれば、効率よく整理収納ができます。使う場所も選ばないので、どんなお宅でも大丈夫な柔軟性も優秀。引き出しの中の深さにより深型と浅型を使い分けます。収納する物が主役なので、すっきり見えて物を引き立ててくれる白がベスト。国産メーカーなのもポイントが高いです」
プロも信頼をおく抜群の使い勝手
Can★Do
仕切りボックス浅型 ホワイト(約W12.2×D30×H6.2cm)深型 ホワイト(約W12.2×D30×H8.4cm)各¥100
取り外し可能な仕切りが2枚ずつ付属。高さだけ異なる2種類は組み合わせても使用可能。
ここがいい!4つのポイントは
1四角い穴
穴が丸いものもありますが中身の色が目立ちやすいので、四角い穴のほうがすっきり見えます。
2スタッキング可能
高さが違うものもスタッキングできます。底の四隅に立ち上がりがあり、ずれることもありません。
3デットスペースが少ない
ボックスの角は90度でデッドスペースが少なく、空間を無駄なく使えます。
4 5㎜単位で仕切れる
仕切りが5㎜単位で移動可能なので、中に入れるものに合わせてピッタリフィットできます。
便利な使い方1
TVボードの細かい雑貨も見やすい
「リビングでよく使うものをまとめて収納しています。細々した雑貨の収納にはピッタリ。右側にはリビングでくつろぐためのグッズ、左側には散らかりやすい充電器類を」(伊坪さん)
便利な使い方2
シンク下の大空間は動線・使用頻度別に区切れる
「奥は使用頻度が低いもの、左側はシンク、右側は作業台で使うものと、使用頻度別・動線別に分類。5㎜単位の仕切りで倒れやすいものも取り出しやすく」(伊坪さん)
便利な使い方3
スタッキングして縦の空間を有効活用
「細々した文房具収納にも最適。リビング学習用の子どもの文房具をまとめて収納。スタッキングして下段には使用頻度の低いものを、上段にはよく使うものを」(伊坪さん)
便利な使い方4
ティーバッグは仕切り増量でピッタリ
「ほかのボックス収納で使用していない仕切りを使いまわしてカスタマイズ。仕切りを1枚増やしたら、ティーバッグが4列 、気持ちよくフィットしました」(伊坪さん)
便利な使い方5
ポケットティッシュがジャストサイズ
ポケットティッシュとタオルを一緒に収納。この仕切りボックスはポケットティッシュがちょうどいいサイズ感。冬はカイロとマスクをまとめて収納するのもおすすめです」(伊坪さん)
Mart2020 3月号「100円の”お宝”アイテム Part2整理収納アドバイザーが”リアルにやってる”収納雑貨&テク」より
撮影/小林愛香、山下忠之 取材・文/西村絵津子 構成/上原奈緒