「#martズパゲッティ」に投稿された作品から、千葉県浦安市の大藪佳代さん(47歳)がつくったショルダーバッグを紹介します。
ズパゲッティは、Martで連載が始まったのをきっかけに、自分でも編んでみたい!と思って始めました。誌面を見ながら編んでいくうちに、太めの糸なのでわりとすぐに完成するのが楽しく、すっかりハマりました。今回つくったバッグも、『MartズパゲッティバッグBOOK』に掲載されたクラッチバックの編み方を参考にさせていただいたものです。
編み方を紹介していた@kamakura1093さんは、いちばん好きなズパゲッティ作家さんなので、作品のつくり方が載っているのは本当にありがたいです。
バッグはデイリーに使いたかったので、少し小さめのポーチサイズにして、コインケース、ネックホルダー、リップなど日常使いの細々とした物を入れています。
また、斜めがけにできるようDカンと市販のショルダーヒモをつけて、ふたの部分にはフリンジをつけるなど自分なりにアレンジしてみました。
同じ編み方でも、糸の色や配色、コンチョなどの飾りを自分好みに変えただけでさらに愛着が湧く作品になります。
最近、私の住むエリアで開催されているズパゲッティのワークショップに参加する機会があり、それをきっかけにして新しい出会いが生まれています。
年齢や世代にかかわらず、1人でも、大勢でワイワイとでも、そのときの気分でマイペースに楽しむことができるのがズパゲッティ編みの魅力かなと思います。
Instagramに編んだ作品を投稿していくうちに、ズパゲッティに興味を持ってくれる友達も増えました。リクエストをもらうこともあり、大切な人に自分が編んだズパゲッティの作品をプレゼントできることは幸せです。これからもズパゲッティを通して、自分も周りもhappyにしていけたら良いなと思います。
取材・文/富田夏子