親子で取り組む夏休みの工作。未就学児も楽しめる内容を、プロに教わりました。
形や素材で遊ぶ未就学児向け
何を描いていいかわからないこのころは、親子で一緒につくることで、また、親が真剣に楽しむことで、ものづくりの楽しさが伝わります。
教えてくれたのは…
コクボマイカ先生
クラフトプランナー。文具や雑貨のプロモーション。書籍、WEBサイトでのクラフト制作など、幅広く活躍中。講習「おとなのずがこうさく」をはじめ、ワークショップも多数開催。
イカタコしゅるる
窓辺やクーラーにつけると風にのって泳ぐイカやタコがかわいい。自分でつくったものが動くことで子どもは手づくりの楽しさを実感します。
【材料】
● スズランテープ
● セロハンテープ
● 糸
● 丸形シール(お好みで)
● ラッピングタイ(扇風機につける場合のみ)
● 油性ペン
● はさみ
● 定規
【つくり方】
①スズランテープを40㎝に切り、上から8㎝のところで折る。適当な長さに切った糸をテープで上部にとめる。
②上部(イカの頭になる部分)を写真のように折る。逆側も同じように折り、イカの頭が完成。
\共育ポイント/
③折った部分にテープを貼る。素材が滑り貼りにくいので親が写真のように押さえてあげましょう。
④丸シールや油性ペンでイカの顔を描いたら、顔より下の部分を裂いて足をつくり完成。
フロッタージュレーター
床や壁、木の板やかごなど、身の回りのものに触れ面白い模様が取れることを体験。身近なところから新しい発見ができます。
【材料】
● コピー用紙
● ハガキ
● 色鉛筆
● はさみ
● のり
【つくり方】
\共育ポイント/
①好みの模様に紙をあて色鉛筆を斜めにして擦る。紙がずれないように、紙と素材を親が押さえてあげて。
②好みの模様を取ることができたら、はさみで好きな形に切り、ハガキに貼る。
③貼った模様に色鉛筆で顔を描いたり、好きなデザインを加えて完成。
④おうちの壁や床など、親子でさまざまな模様を集めてみましょう!
Mart2020年9月号
この夏“共育パパ&ママ”になろう!子どもと一緒に「ゆる自由研究」講座 より
撮影/北川鉄雄 取材・文/中川紫穂 構成/富田夏子