シンプルな服装でもイヤアクセサリーをつけるだけで印象が変わるもの。特に、存在感のあるロングサイズなら、その「縦ライン」のおかげで気になるフェイスラインをほっそり見せる効果もあるそう。
夏らしいきれいな色のスエードの紐を束ねてつくるフリンジは、みんなからの注目間違いなし。前回、「ラフロックのグラデピアス」を教えてくれた作家さんに教えてもらいました。
カラースエードのフリンジで目を引く耳元に
天然素材 スエード
ロングフリンジ・イヤリング
\教えてくれた湘南の作家さん/
関澤 泉さん
@kaimana_beach_jewelry
「スエード紐はカラーが豊富なのが特徴。色によって印象が変わるため、着る服や気分に合わせてつくってください。またシンプルなデザインのため、チャームがポイントに。今回はクロスを使いましたが、スターフィッシュやシェル、スマイルなど選ぶものによって印象が変化するので、自分にピッタリなものを選びましょう」
【材料&ツール】
スエード紐3㎜(メイン)25㎝4本、スエード紐3㎜(巻きつけ用)20㎝2本、丸カン5㎜2個、丸カン3㎜1個、チャーム1個、イヤリング金具2個、丸ヤットコ、平ヤットコ、はさみ
【このアクセサリーづくりのPOINT】スエードの選び方
太さと色によって印象が変化します
スエードはバリエーションがたくさんあります。幅は、1㎝の太いものから、1㎜の細いものまでさまざまですが、イヤアクセサリーにするなら3㎜くらいがオススメ。程よい存在感と繊細さを表現できます。カラーは定番の茶系から流行りのくすみ色まで豊富。夏には重くなりすぎない色を選ぶと使いやすいです。
【STEP 1】 スエード紐でフリンジをつくる
丸カンに通したスエード紐でフリンジをつくります。フリンジを巻く紐を金属などに変えてもかわいいです。
1 25㎝のスエード紐を2本、丸カンに通す。
2 真ん中まで丸カンを通したら半分に折 る。
3 20㎝のスエード紐を、下が2㎝ほど残るように持ち、長いほうの紐を矢印のように巻きつける。
4 長いほうの紐をしっかりと3周巻きつける。
5 巻き終わった紐を輪の手前から奥に通 す。
6 3で残しておいた紐を思いきり引っ張って、輪を中に隠す。
7 巻きつけた紐の際で紐の両端をカット。
【作業見本】 こうなっていたらOK!
【STEP2】チャームとイヤリング金具をつける
アシンメトリーになるようチャームは片方だけにつけて。フリンジの長さはランダムにすると動きが出ます。
8 【チャームをつける】丸ヤットコと平ヤットコを使って、前後にずらすようにして丸カンを開く。
9 フリンジに巻きつけた紐に丸カンを通し、さらに丸カンにチャームを通し、閉じる。
10 【イヤリング金具をつける】イヤリング金具のカンを平ヤットコで開く。
11 で通した丸カンにイヤリング金具のカンを通し、平ヤットコで閉じる。
12 【フリンジをカットする】 紐の先端を斜めになるようにランダムにカット。
【完成】
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【湘南ミセス発!】フェイスラインがほっそり見える手作りアクセ「ラフロックのグラデピアス」
この記事はMart2018年5月号「フェイスラインがほっそり見える天然素材でつくる『ロングイヤアクセサリー』」をもとに再構成したものです。
撮影/伊東武志(Studio GRAPHICA) 取材・文/玉置晴子、富田夏子、長南真理恵