シンプルな服装でもイヤアクセサリーをつけるだけで印象が変わるもの。今回は、ハンドメイドが盛んな湘南のミセスがつくった天然素材を使用したイヤアクセを紹介!どれもつくり方は簡単だけれど個性的。たくさんつくって、気分やファッションに合わせて使い分けてみてはいかがですか?
天然石のラフな素材感がクラスを感じる大人のアクセに
天然素材 ストーン
ラフロックのグラデピアス
\教えてくれた湘南の作家さん/
関澤 泉さん
@kaimana_beach_jewelry
原石のような形を楽しんで!
「原石のような、天然に近い形のアマゾナイトを使用。天然石は、色や形が同じものはありません。多めに石を購入して、今回のような微妙な色の変化を楽しむアクセサリーをつくっても楽しいです。石のサイズが違うと長さが変わってしまいますが、メガネ留めのつなぎ目を大きくしたりして調整してください」
【材料&&ツール】
アマゾナイト10個、ワイヤー(0.4㎜)5㎝10本、ピアス金具2個、チャーム1個、丸ヤットコ、平ヤットコ、ニッパー
【このアクセサリーづくりのPOINT】デザインのポイントになるメガネ留め!
ワイヤーを使ってつくります
ワイヤーを使って、天然石やビーズなどをパーツにすることができるメガネ留め。Tピンや9ピンが入らない小さな穴にも使用できます。ワイヤーの太さはさまざまですが、天然石で使用する場合は、0.4㎜くらいのサイズが使いやすいです。根元に巻きつける回数によってパーツのサイズが変えられるのも便利なところ。覚えておきたいテクニックです。
メガネ留めを含めて一つのパーツのように見せることができます。石の穴に合わせてメガネ留めをつくれば、パーツが落ちにくいです。
【STEP 1】 メガネ留めで天然石のパーツをつくる
輪をつくるときに丸ヤットコを何度か持ち替えるとキレイな輪になります。全部で10個つくっていきましょう。
1ワイヤーを約2㎝のところで90度に曲げる。
2 曲げたところを丸ヤットコで挟み、カーブに沿わせるように丸める。途中、挟む位置を変えながら輪をつくる。
3 輪を丸ヤットコで挟み、ワイヤーの短かいほうが重ならないように3回巻きつける。
4 巻きつけたほうのワイヤーの先をニッパーでカット。これでメガネ留めの完成です。
【ポイント】 平ヤットコで巻きつけた部分を押さえてなじませる。
5 ワイヤーにアマゾナイトを1個通す。
6 1 ~ 4 の要領でメガネ留めをしてパーツの完成。
【作業見本】こうなっていたらOK!
【STEP 2】 パーツをメガネ留めでつなげる
色がグラデーションになるように配置していきましょう。
7 6 で2つめの輪をつくる前に、次につける石にワイヤーを通してからメガネ留めをしていく。
【作業見本】こうなっていたらOK!
【STEP 3】 ピアス金具にチャームとパーツをつける
両方の長さが異なる場合は、3 で巻きつける回数を増やすなどして長さを整えましょう。
8 ピアス金具のカンを平ヤットコで開ける。
9 7 でつくったパーツとチャームを通す(チャームは片方 のみ)。
10 平ヤットコを使ってカンを閉じる。
【完成】
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【湘南ミセス発!】フェイスラインが”ほっそり”見える手作りアクセ「サンゴとシェルのチェーンイヤリング」
この記事はMart2018年5月号「フェイスラインがほっそり見える天然素材でつくる『ロングイヤアクセサリー』」をもとに再構成したものです。
撮影/伊東武志(Studio GRAPHICA) 取材・文/玉置晴子、富田夏子、長南真理恵