すべてダイソーの材料で完成! 「フライングリース」を手づくり

東京都
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リースを壁や玄関に掛けるのではなく、天井から吊るす「フライングリース」。下から見上げると360度どの角度からでも楽しめてシャンデリアのような華やかさがあると、ここ数年人気のリースです。
フラワーアーティストの畠山さんと、ダイソーで働く田蔵さんというご近所ママ仲間2人から、ダイソーの材料でできる「フライングリース」のつくり方を教えてもらいました。

変わり種リースが流行中


「ラウンド形で壁に掛けるイメージの強いリースですが、最近は楕円形のオーバルリースや三日月形のクレッセントリース、全体に花をつけずに土台も見せるハーフリースなど、個性を出せる“変わり種リース”の人気が高まっています。フライングリースも上から吊るすことで空間に動きが出て、部屋の雰囲気が変わるのでおすすめ」(畠山さん)
普段はドライフラワーでつくるという畠山さんですが、今回の材料はダイソーでそろえました。「私もダイソーのアイアンやリースを土台にして、フライングリースづくりを楽しんでいます。最近は100円ショップのアートフラワーもクオリティが高く種類が豊富でおすすめですよ」(田蔵さん)

【材料】

(左から)ホップ(3本)、ガーデングリーン シュガーバイン(1本)、ベリースプレー(2本)、ラムズイヤー(4~5本)、ダスティミラー(2本)、ミックスグリーンブッシュ(1本)、柳リースL ナチュラル、麻ひも 約120m 各¥100(すべてDAISO)

【道具】
はさみ、グルーガン、グルースティック

【つくり方】
①フェイクグリーンを使いやすい長さにカットする

茎の部分が長いとリースに貼り付けにくいので、茎を少し残して葉の部分だけはさみでカットします。「葉や花の部分だけ使うことで少量の材料でもボリュームが出ます」(畠山さん)

②リースにグルーガンで①の葉や花を貼りつける

カットしたフェイクグリーンやアートフラワーを、温めたグルーガンでリースに貼りつけていきます。「同じ方向ではなく、動きをつけながら向きをバラバラに貼りつけるほうが華やかになります」(畠山さん)

POINT!】動きをつける材料は最後に残す

長さがあるもの、つるのようにカールしたものは、動きをつけるために残しておき、最後に全体のバランスを見ながらつけましょう。

③麻紐で吊るす部分をつくる

麻紐を1m長さに3本カットし、リースに結びつけます。偏らないようバランスを見ながら、吊るす部分を輪にして結べば完成です。「飾る場所にもよりますが、吊るしたときに天井から30cm程度離れているときれいに見えると思います」(畠山さん)

天井やポールなどにフックをつけて吊るします


天井から吊るすには、ネジを差し込むだけのフックなどを利用して吊るします。
「常に目に入る位置で、キッチンカウンターやリビングの照明器具付近に飾る方が多いです」(畠山さん)。「リース自体軽いので、突っ張り棒やポールにS字フックをかけて吊るしてもいいですね」(田蔵さん)

麻紐を外せば壁掛けリースとしても使える


麻紐を外して、もともとついていた吊り下げ用の輪っかを利用すれば、壁掛けリースとしても飾れます。「フライングリースは下に向か合って降り注ぐようなイメージでつくるので、壁掛けにしても立体的で存在感が出ます」(畠山さん)


「自己流でつくったときは少しまとまりに欠ける気がしたけど、ボリュームを出すためのテクニックを教わるとぐっと豪華になりますね。リースが大きくなればなるほど貼りつけていくバランスが難しいので、初心者は小さ目のリースから始めた方がいいですね。グリーンが基調で白を差し色にしているのも、今の時季にぴったり! また季節に合わせた材料で作品をつくってみたいです」(田蔵さん)

【材料をそろえたのはこちら】
Daiso(ダイソー) https://www.daiso-sangyo.co.jp/
※商品情報は取材時のものです。店舗によって取り扱いがない場合があります。
※現在店舗営業は通常の営業時間とは異なっています。詳しくはホームページでご確認ください。

撮影/山下忠之 取材・文/富田夏子

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