「#martズパゲッティ」より、千葉県船橋市の北川由紀さん(42歳)がつくったバッグを紹介します。
ズパゲッティに出会ったのは2017年の4月。
素敵だし編んでみたいけど、かぎ針で編み物をしたことがなかったので私には無理だな~とあきらめていました。
そんななか、知り合いが「ズパ会」を開催すると聞き、「編み方を一から教わるチャンス!」と参加。あっという間に編みあがっていくズパゲッティにすっかりハマってしまいました。
写真は、自分のイニシャルの入ったバッグを編んでみたいと思ってつくりました。
方眼用紙で編み図を作成し、糸を編み込んでいく作業は頭が常にフル回転。なかなか納得のいく形にならず何度もほどいてやり直しました。
完成したときはかなりの達成感でした!
友人にも「y」がきれいに編めているとほめてもらい、とてもうれしかったです。
小ぶりなバッグなので、財布とスマホを入れてちょっとしたお買い物に使っています。
今までたくさんバッグを編みました。プレゼントしたものも多くあり、その人のことをイメージして色を選んだり、編み方を変えたり、とても楽しくつくっています。
私の持っているバッグを見て「編んでみたい」「教えてほしい」と言ってくれる友人もいてこれからも「ズパ会」を開く予定です。友人とつくるとアドバイスをもらえたり、情報収集できたり、参考になることがたくさんあるんですよね。
今後は、合皮の底板を使ったバッグにトライしたり、春夏にむけて明るい色のバッグを編みたいなと思っています。
取材・文/富田夏子