「#martズパゲッティ」キャンペーンより、長野県大町市の大瀧由香さん(38歳)がつくったボールネットを紹介します。
ズパゲッティとの出会いは1年3カ月ほど前です。
インスタグラムでデザインが好みのフリンジバッグを見つけ、それがハンドメイド作品だと知ったことがきっかけ。久しぶりの編み物でしたが、余りに早く編み進むので楽しくなってしまい、朝送り出した子どもたちをお迎えに行くときにはもうフリンジバッグが完成してしまいました。飽きっぽく、せっかちな性格の私にズパゲッティ編みは“どストライク”でした!
写真のボールネットは、『MartズパゲッティバッグBOOK3』のハンギングネットを参考にしました。ちょうどその頃に息子がサッカー教室へ通いだしたのですが、ボールの持ち運びが不便で、さっそく家に余っていた糸でネットの大きさをサッカーボールサイズに調整しながら編みました。ヤンチャ盛りの息子なので強度は必要ですし、ある程度伸び縮みするズパゲッティはボールネットにうってつけでした。
息子が気に入ってくれたのはもちろん、よくサッカー教室に連れていく主人がほめてくれたのはうれしかったです! 意外と荷物が多いので、子どもが持ち運びしやすいネットは重宝するみたいです。
最近は、自分用に編んだテラコッタ色のマルシェバッグが使い勝手が良く、愛用しています。本体と模様部分で編み目を変えたり、飾りボタンや縫い目を隠すための短いフリンジを付けるなど細部までこだわりました。
今後も今までのように自分の好きなものを自分のペースで編んでいきたいなと思いますし、私が編んだものを子どもたちが使って、将来『母ちゃん、こんなものつくってくれたな』と少しでも記憶に残ってくれれば嬉しいです。娘もいるので、一緒に編み物を楽しめたらなお良いですね!
取材・文/富田夏子