「#martズパゲッティ」キャンペーンより、今週は神奈川県横浜市の久保田恵理さん(39歳)がつくったバッグをご紹介します。
ズパゲッティが流行っていることは知っていたのですが、つくるのは大変だろうとあきらめていました。
でも今年の夏、バッグは無理だけどポーチなら編めるかも、と試しに糸とかぎ針を購入。子どもの頃、祖母に教わったことがあったので昔の記憶とインターネットの情報で編んでみました。
意外と簡単にできたのと、ひたすら編み続ける作業が楽しくて、もっと違うのもつくってみたい!と思い、すぐに新しい糸とMartのズパゲッティバッグBOOKを買いに行きました。
写真のバッグは、それから初めてつくったものです。本に掲載されていたマルシェトートバッグを編もうと思い、本とにらめっこしながらコツコツ編みました。見本では底の部分を白糸で編んであったのですが、1色の方が簡単かなとピンクで編んでしまったので持ち手に使う糸が足りなくなってしまいました。考えた結果、捨てようと思っていた服を切って自分で糸をつくり、何とか完成させました。
このバッグの後、夫に頼まれブラック一色のクラッチバッグもつくりました。できあがりが思ったより小さかったり、ふた付きを作って見せると「ふたはない方が良いかも」と言われたり(笑)。夫に聞きながら何回もやり直して最終的には一番シンプルな形になりました。
周囲からは、かわいい、欲しいと言ってもらえて嬉しいです。まだまだデビューして1カ月なのでもっと上達したら家族や友達にいろいろつくってプレゼントしたいです。
取材/富田夏子