100円ショップの大型店や手芸店が充実し、手づくり雑貨を楽しむママが多い桶川エリア。ここで、いま話題なのが「ハーバリウム」です。
※ハーバリウムとは、特殊な液に浸した植物標本のこと。
もともとはお花の教室を主宰している加藤さんが、インテリアショップでディスプレイされていたハーバリウムにひと目ぼれしたのがきっかけなんだとか。
「自分の好きな花を選んでつくるので、世界にひとつだけのハーバリウムができるんです。生花のように毎日お手入れをしなくても、美しい状態をキープできるのも魅力のひとつ。存在感があり華やかなので、どこに飾るか考えるだけでもワクワクしちゃいます♪」(加藤さん)
気になるつくり方は、簡単3ステップ。お好みの花をボトルのサイズに合わせてハサミでカットし、位置を調整しながらピンセットでボトルの中につめて、オイルをボトルの上部まで流しいれたら完成! オイルは花専用のものがベストですが、市販のベビーオイルでも代用できるそう。
基本のつくり方をマスターすればアレンジも自由自在。ボトルの大きさや形を変えたり、季節のドライフラワーやポプリを入れたりしても、おしゃれに仕上がります。
「思ったより簡単につくれるので、はじめはびっくりしました。ママ友同士でつくってもそれぞれ選ぶ花が違うので、完成したハーバリウムをお互いに見せ合うのも楽しみのひとつ。また、100円ショップで売っているミニサイズのボトルでつくれば、ちょっとしたプチギフトにも使えますよ!」(中山さん)
また、危ない作業が少ないので子どもでも楽しみながらつくれるのも、うれしいポイント。子どもは鮮やかな色の花を選ぶため、大人がつくったものとは違う雰囲気に仕上がることも多いそう。
「お花について調べつつ、素敵な完成品が仕上がるので小学生の自由研究にもぴったり。その子の個性も出るので面白いですよ。夏休みの宿題に悩んだら、ぜひハーバリウムをつくってみてください!」(本木さん)
撮影/志波慎寿介 取材・文/丹下紋香