「#martズパゲッティ」キャンペーンより、今週は神奈川県横浜市の稲垣祥子さん(35歳)がつくったバッグをご紹介します。
職場で仲のいい方にバッグをプレゼントしたくて、『MartズパゲッティバッグBOOK2』に載っているシェルトートをつくりました。いつもボーダーの服を着ていることが多く、夏っぽいマリントートがその方のイメージに合うと思って、このバッグを選びました。実際にプレゼントすると、とても喜んでくれて、何より自分に似合うようにと考えて編んでくれた気持ちがうれしいと言ってくれました。
ズパゲッティは今年の4月頃から編み始めました。最初はフリンジのトートバッグをつくりましたが、思うように底ができず何日も何10回もやり直しました。こま編みが斜めになったり、すき間があいてしまったり、糸の硬さに慣れずに手が痛くなったり……。回数を重ねて、糸の選び方や、かぎ針の太さと糸の太さと相性などを工夫するようにしました。
ズパゲッティのバッグを使っていると「どこで買ったの?かわいい!」と友達や知人に言われて、つくって欲しいと頼まれることもあります。娘が2人いるので、希望を聞いていろんな小物をつくってみたり、近々引っ越しするため、娘の友達にプレゼントしたりして喜んでもらえました。
本に掲載されているバッグや雑貨は順番に挑戦していて、今度は表紙のバンブーバッグを編もうとバンブーの持ち手を買いました。ボトルホルダーもつくってみたら、良い感じに自分では出来たと思うので、次は多肉植物を飾るハンギングホルダーをつくりたいと思っています。あと、模様を入れるのも楽しそうなので、またいろいろつくってみたいです。
取材・構成/富田夏子