今話題のハンドメイド「タフティング」。名前を聞いたことはあっても、実際にどんなものかわからない、という人が多いのではないでしょうか。道具や材料が用意してあるスタジオで、Mart読者親子がタフティングを体験しました!
Mart読者がタフティングミラー作りに挑戦!
挑戦したのは
三船麻衣子さん(41歳)、ももちゃん(11歳)
今年5月に韓国旅行をした三船さんファミリー。「韓国でもタフティングミラーを見て、気になっていました」(麻衣子さん)。SNSでタフティングの制作動画を見て、興味を持っていたももちゃん。「つくりたくてワクワクしていました!」
教えてくれたのは
タフティングスタジオMOKOディレクター
荒川万葵さん
ものづくりの楽しさを共有したいという思いがきっかけになり、スタジオをオープン。「あなただけのオリジナル作品を、MOKOで一緒につくってみませんか」
専用の道具を使って自分だけのデザインの作品をつくります!
【1】事前にデザインを相談
つくりたいデザインがある場合は、写真や画像を受講日の5日前までに公式LINEに送信。「デザインに悩んでいる場合は、相談も可能です」(荒川さん)
【2】布に投影して描き写す
布を貼ったキャンバスにプロジェクターでデザインを投影して、マジックで下描き。真っ白な布に描くのは緊張しますが、少しぐらいならズレても大丈夫。
【3】練習からスタート!
下絵を描いていない部分で練習。「タフティングガンは必ず下から上に動かします」(荒川さん)。直線は勢いよく、曲線は刻むように打ち込むのがポイント。
【4】使う糸の色を選ぶ
30色以上ある糸の中から、最大5色まで選択可能。荒川さんから「希望の色より一段階明るい色を選ぶのがおすすめ」と聞き、ネイビーとベージュをセレクト。
【5】布に糸を打ち込む
キャンバスに針を刺し、体重をかけるようにして糸を打ち込みます。「体重をかけないと糸が布から抜けてしまうので、ためらわずやってみましょう」(荒川さん)
【完成!】
どんどん糸を打ち込んでいき、空いているスペースを埋め込みながら仕上げていきます。体力がいりそうな作業ですが、集中してあっという間に完成!
このあとはお店の人に仕上げていただきます
接着剤をつけて乾かす
キャンバスから糸が抜け落ちてしまわないよう、裏面に接着剤をまんべんなくつけます。接着剤が完全に固まるまで、1日以上自然乾燥させ、裏布を接着。
トリミングして整える
接着剤が固まったら、表面を滑らかにトリミングして完成。制作物は2~3週間前後で自宅に配送してくれるので、ワークショップ当日は手ぶらで帰れます。
タフティングスタジオMOKO
東京都渋谷区神宮前2-35-9 原宿リビン513
営業時間:10:00~17:00(12:00~13:00を除く)
休み:土、日曜・祝日(ワークショップ開催日を除く)
https://madeinmoko.com/
【タフティング制作】
所要時間:約2 〜4時間
料金:¥14,500
サイズ:35cm× 35cm程度
対象年齢:中学生以上(小学生は保護者との参加なら可能)
撮影/中林 香 取材・文/北川明子 編集/倉澤真由美
Mart2023年夏号 夏こそ! 「週末冒険」計画(プロジェクト) デジタルではできないとっておき体験ルポ②タフティングミラー より