松戸エリアに住むママたちのあいだで、いま話題なのが「タイダイ染め小物」。
もともとはダンスが好きな大島さんが、ダンス用の衣装を作るときにタイダイ染めにチャレンジしたのがきっかけ。いまでは靴下やTシャツなどを染めて楽しんでいるそうです。
「安く売られている無地の靴下なども、ひと手間加えるだけでかわいくなるんです！」（大島さん）
作り方も簡単。染めたいものを水で濡らし、クシュっと丸めた状態で上から液を垂らします。液は市販の手芸店などで売っているのもを、100均のドレッシングボトルに詰め替えて使用しているそうです。
「ボトルから液をポタポタ垂らすイメージで、少しずつ色をつけていきます。布が濡れているのでじんわりと色が広がりますよ。」（大島さん）
液で染めたあとはしっかり乾かします。そして、市販の定着剤を入れたお湯の中で生地をかき混ぜ、水洗いをしたのちにもういちど乾かしたら完成です。
シンプルな単色で染めるだけでなく、液を調合してオリジナルの色を作ったり、絵画用の筆を使ってしぶきを飛ばしてもおしゃれな仕上がりに。
ほとんどの材料が手芸屋や100均で揃えられるので気軽に楽しめるのも魅力のひとつです。
「特に完成のイメージを決めずに、好きなように液を垂らして作ってもおしゃれにできるので、初心者でも失敗なく作れますよ」（西澤さん）
最近は夏に向けて、デニム風のカラーやイエロー系のカラーを調合したタイダイ染めを楽しんでいます。
「いまの時期はスニーカーをはくことが多いので、かわいい靴下があると便利なんです。スポーツサンダルに合わせてもかわいいですよ」（椎名さん）
プチギフトとして、ママ友や子どもの誕生日プレゼントに渡すことも多いそう。作っても贈っても楽しめる、タイダイ染め小物です。
撮影／志波慎寿介 取材・文／丹下紋香
