家庭菜園をする際に、ぜひ覚えておきたい名前が「コンパニオンプランツ」。植物の持っている力で病害虫の被害を抑えたり、成長を助けたりする組み合わせの植物を「コンパニオンプランツ」というのだそう。異なる野菜を近くに植えるだけで、お手軽な虫対策になるという植物の組み合わせ、早速ご紹介しましょう!
【トマト×バジル】
トマトとバジルを同じプランターに植えると、害虫から植物を守る効果があります。ただこれだけで完璧なわけではないので、食酢100%で病気予防と虫退治ができる「やさお酢」(アース製薬)などをプラスすると、さらに安心です。
【オクラ×パセリ】
成長をお互いに助け合う組み合わせが、オクラとパセリのコンビ。植物本来の力を発揮しやすく、少ない肥料でも大きな成長が期待できます。逆にナス科の野菜はオクラとの相性が悪いので要注意です。
【なす×しそ】
こちらも組み合わせることで、害虫から野菜を守る効果がアップします。プラスで使うなら、「やさお酢」のほか、酢、唐辛子、にんにくを混ぜたお手製スプレーでもOK!
やさお酢
噴射するだけで、植物の病気、虫退治と予防に。食酢100%なので収穫直前まで、使うことができます。1000㎖ オープン価格(アース製薬)
緒方 湊くん
2008年3月生まれ。8歳で野菜ソムリエ、10歳でさらに上級の野菜ソムリエプロの資格を最年少で取得。メディア、農業関係のイベントで活躍中。「いばらき大使」ほか、国の研究機関「農研機構」初の広報アンバサダーにも就任。
Mart春号 誰でも真似できる「育て方」「飾り方」 「おうち緑化」で癒される♡より
撮影/山下忠之 イラスト/harumi 取材・文/酒井明子 構成/橋本嘉美(HEAVEN)