インテリアの一部にドライフラワーを取り入れたいけれど、どう飾ればおしゃれに見えるのか……。いつものお部屋が見違える飾り方について、アンティーク雑貨とドライフラワー作品が人気のshe is matilda.のフラワーコーディネーター山下有世さんに教わりました。
フレーム飾り
ドライフラワーアレンジの中でも最近人気の「スワッグ」ですが、そのまま飾るだけでなく、ちょっとした飾り方のコツで、違った雰囲気が楽しめます。「100円ショップなどで手に入るフレームを横向きにし、その上に『スワッグ』を飾ると、フレームのアクセントでインテリアアートのような仕上がりに。スワッグは、あえて中心を外して右寄りに飾り、余白部分にお好みのポストカードなどを飾ることで、印象も変わります」(山下さん)
斜め飾り
スワッグの後ろに長めの枝を巻きつけ、枝の両端に麻ひもを結び、斜めにして飾ります。こうすると斜めの視覚効果で、躍動感のあるスワッグに。手づくりスワッグがバランスよく仕上げられなくても、この飾り方だと、アラ隠しにもなるのだとか。
いつものリビングがおしゃれな空間に!
Martistの田口愛佳さん宅は、ナチュラルな木目がベース。シャビーな雰囲気のドライフラワーを取り入れたいけれど、自宅のインテリアにどうなじませたらよいのかに頭を悩ませていました。フレームの色やスワッグの持ち手のカラーコードをおうちのインテリアに馴染む色を選ぶことで、上手に組み合わせられるようになったとか。そのまま飾るだけでなく、フレーム飾り、斜め飾りの3パターンで「スワッグ」インテリアを楽しんでみませんか?
Profile:フラワーコーディネーター山下有世さん
都内の有名花店にて15年間勤務。2016年からフラワーコーディネーターとして活動開始。仲宗根泉(HY)の『1分間のラブソング』のCD、書籍のフラワーコーディネートを全て担当。その他雑誌、広告等でも活動中。2020年より『she is matilda.』を経営。
千葉県大網白里市小中1038
営業日:毎週土.日.月曜
営業時間:11:00〜17:00
Mart春号 誰でも真似できる「育て方」「飾り方」「おうち緑化」で癒される♡より
撮影/山下忠之 取材・文・編集/橋本嘉美(HEAVEN)