「#martズパゲッティ」キャンペーンより、滋賀県東近江市の中西美里さん(40歳)のアーガイル柄のズパゲッティバッグを紹介します。
去年の11月、妹から「かわいいハンドメイドのバッグがインスタにたくさん載っているよ」と聞き、ズパゲッティが気になるようになりました。たくさんの方が素敵な作品をつくっているのを見ているうちに、私もやってみたいなと思って挑戦!
ただ、編み物はまったくの素人なので、最初は見よう見まねで小さなポーチをつくりましたが、編み目も形もガタガタでした。でも、糸が太いので完成するまでの期間が短くやりがいを感じ、それからバッグなどを編むのにハマっていきました。
「アーガイル」で柄物に初挑戦
写真の3つのバッグは、とにかく色違いでおそろいの物をつくりたくて編みました。ズパゲッティで柄編みをするのに、単純な模様なら自分でもできるかな~と思ってアーガイルにしました。実は編み始めたのは春なのですが……、ゆっくり編めば秋に間に合うかと思ってつくりはじめたところ、夏の間にできあがりました(笑)。
今回、底板つきにしたので、形がしっかりしてバッグが軽くなったのが良かったところです。少し前まで底板の存在を知らず、がんばって丸底や楕円底を編んでいたのでもっと時間がかかっていました。
苦労したのは、糸の取り方。糸が細かったので3本で編むことにしたため、手こずりました。間違えたときは躊躇なくほどいて、やり直しました。内布はポケットもついてバッグらしくなるかと思い初めてつけましたが、手縫いするのが大変でした。
完成したバッグは65歳の母が3個とも持ち帰って、母の友達にプレゼントしていました。年配の方ですがとても喜んでくれたそうです。母の友達も、お嫁さんに「いま流行りのバッグどうしたのー!」などと驚かれたと喜んでいたそうです。次は冬に向けて、大きなブランケットなどつくってみたいです。
取材・文/富田夏子