もう欠かせない存在となった「機能性インナー」は、暖かさも着心地も年々パワーアップ中。アラフォー肌の“チクチクする悩み”を解決しつつもポッカポカになるインナーを求め、「敏感肌」「超寒がり」の読者が徹底試着会議を開催。総合的に評価してみました!
読者が新商品のインナーを全試着!
新作インナーの上にふだんの冬服を着用し、しょうが紅茶を飲んでから各30分間かけて着心地や暖かさをチェック。まずは、「敏感肌」グループから試着会議スタートです。
敏感肌さんでも“チクチク”しないのはB.V.D.!
若いころは平気だったのに、加齢とともに肌が敏感になり、あったかインナーがかゆくなるという人も。その理由を、皮膚科医の友利新先生はこう語ります。
「年齢を重ねるごとに皮膚は乾燥しやすくなり、肌のバリア機能が低下します。外部の刺激に弱くなるので、以前は気にならなかった衣服の凹凸すら刺激になり、かゆみや赤みなどの症状を引き起こすのです。過度の摩擦や締め付けは肌トラブルの要因になるので、インナーにはできるだけ肌あたりの優しいものを選ぶことが大切です」
そんな敏感肌アラフォー読者がもっとも「肌当たりがよく、暖かい」とベストインナーに選んだのは……。
B.V.D. ®Ladies
heat edit 8分袖シャツ(¥1,700~ *サイズにより異なる)
薄さ0.37mmと超極薄! 吸湿発熱、抗菌防臭、静電気防止機能糸使用、保湿加工付きのスグレモノ。肌に当たらないプリントタグなうえ、胴部分が筒状になっていて脇から下に縫い目がないんです。読者も「締め付け感なく、チクチクもなく、ストレスフリー!」「着ているのを忘れるくらい薄いのに、ちゃんと暖かい」「コスパも抜群!」と大絶賛でした。
超寒がりさんが“暖房クラス”と絶賛したのは無印良品!
寒がりでも、子どもの学校行事や習い事の応援など、外にいる機会の多いMart読者。保温&発熱機能重視でも、分厚い生地だと動きづらいし、暑くなりすぎるのもイヤなんですよね。そんな「寒がり代表読者」がベストインナーに選んだのは……。
無印良品
綿とウールで真冬もあったかUネック8分袖Tシャツ (¥1,843 *10月下旬発売)
天然の機能繊維であるウールをオーガニックコットンで包んだ糸を使用。ウールの吸湿発熱性と高い保温性でさらに暖かいです。ウールのチクチク感を軽減し、肌ざわりはコットンそのもの。こちらも脇から下に縫い目がありません。「着た瞬間にほわっと暖かい!」「オーガニックコットン&ウールでこのお値段はおトク」などなど、暖かさと着心地の両面で大満足の様子でした。
年々、性能がアップしている機能性あったかインナー。Mart11月号 アラフォーでも肌がチクチクしないのは?新作「あったかインナー」徹底試着会議では、たくさんの新商品をすべて試着し、評価をグラフ化して紹介しています。あなたにとってのベストインナーがきっと見つかるはず!
撮影/小林愛香 編集/永林あや子