週末になるとドッと増える洗濯物。わが家の狭いベランダに掛かった物干し竿には洗濯物がびっしり並びます。というわけで、今回は干すスペースがもっと欲しい!というときに役立つ変わり種ハンガーをご紹介。使ってみたら干し~取り込みまでを快適にしてくれる優秀アイテムでした。
この手があったか!「竿間ハンガー」とは
今回ご紹介するのは竿と竿の間に物干しスペースを増やすという、その名も「竿間(さおかん)ハンガー」。初めて見るカタチに私もビックリしました。このアイテムを発明した人、すごすぎます……!
竿と竿の間に干すスペースが生まれる!
広げると両端にフックが付いており、フックとフックの間にあるバーには計14個の穴が空いています。使い方は簡単。竿と竿の間を渡すようにフックを引っ掛け、
バーに空いている穴に洗濯物を掛けたハンガーを通せばOKです。
ということで、「竿間ハンガー」を使ったことで新たな物干しスペースができました!ほかにも、天気が良い日に張り切ってシーツを干したら竿1本分埋まってしまった(汗)!なんていうときありませんか?「竿間ハンガー」はシーツやタオルの上からでも掛けられるんです。
ちなみに竿と竿の間には26~50cmの幅が必要なのと、耐荷重が約5kgなので洗濯物の掛けすぎは避けた方がよさそう。また、穴の分だけハンガーを掛けることはできますが、空気の通り道を作るためにも洗濯物同士の間隔をある程度開けて左右バランスよく掛けるのがおすすめです。
一気に取り込めるのも◎
「竿間ハンガー」は左右のフックを一緒に持つことでハンガーがパタンと閉じ、洗濯物を一気に取り込むことができます。寒い日はハンガーを1本1本取り込むのも避けたいところなので、これは時短にもなり嬉しいかぎり。「竿間ハンガー」本体もたたんで収納できるので狭いスペースにしまえることも高ポイントです。
さらにこんな使い方も!
風が強い日はハンガー掛けした洗濯物が片方にギュッと寄ってしまって、生乾きなんていう事態も。そんなときにも「竿間ハンガー」が役立ちます。まず、バーが波打っている方を下向きにしてからカチッと音がするまで完全に開ききり、竿に沿うように掛けます。
空いている穴にハンガーを掛ければ適度な間隔がキープされ、洗濯物同士もくっつきません。これで風が強い日も安心して干せますね。ちなみに、こちらのパターンで使用する場合の耐荷重は約2kgです。
多機能なハンガーはたくさんありますが、今回ご紹介した「竿間ハンガー」も洗濯のストレスを解決してくれる、細かい工夫が行き届いた優秀アイテムです。お店でもぜひ手に取ってみてくださいね。
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取材・文・撮影/古賀 美津恵