毎日掃除機をかけて清潔を保つようにしている我が家ですが、唯一見て見ぬふりをしてきた部分が、サッシにたまった砂や埃などの汚れ。掃除するとなると、使い古しの歯ブラシで必死にこする地味な作業のイメージが強く、時間も手間もかかるため放置しがちに……。今回DAISOで発見したのは、そんなネガティブな作業も進んでやりたくなるようなアイテム! 果たしてその使い勝手はどんなものか、我が家の数年は掃除していないサッシで検証してみました。
握りやすく力の入りやすいブラシは使い心地100点満点!
スクレーパーとの組み合わせで隅まできれいに
スクレーパー一体型の、サッシ専用ブラシ。本体のカラーはこちらのグレーがかったホワイトのほか、ライトブルーの2色から選べます。
特徴は何といっても、くねっと曲がった不思議な柄の形。ブラシ部分の使い勝手はもちろんのこと、この柄の部分に使いやすさの秘密が隠されているんです。
柄の部分の片側が波打つような形になっています。この形が握りやすさに繋がっています。
実際に握ってみると、意識しなくても自然と柄のくぼみに指をかけたくなります。このくぼんだ部分に指を置くことで、握りやすさはもちろんのこと、力をかけて掃除するときに指が滑りにくくなる効果を実感しました。
ブラシの反対側は、まるで鳥のくちばしのように先端が平らになっています。ブラシだけでは除去できない、頑固な汚れをすくい取ってくれるスクレーパーの役目を果たしてくれます。
ブラシ部分の特徴は、毛先が長く、コシはありつつもソフトで程よい硬さの毛であることです。長い毛先が、溝のほこりを掻き出してくれます。
実際に使ってみると、予想以上の使いやすさに作業がどんどん進んであっという間にきれいに!
【before】掃除する前は、埃や砂といった汚れが満遍なくついていました。
毛先が長くブラシの横幅も広いので、段差のある部分にもフィットして、幅広い部分を一気に掃除することができるんです。
【after】ブラシを一回入れただけでこの通り! 目立つ汚れを簡単に取り去ることができました。
【before】ブラシだけでは取り切れない、隅の頑固な汚れが気になります。
スクレーパーの先端を使って、すくい取るように汚れを掻き出します。
【after】隅にこびりついていた汚れがすっきり!
ブラシで掃くだけでは取りきれない頑固な汚れは、付属のスクレーパーを使うと驚くほどきれいに取ることができるんです。
掃除する前は、サッシの内側にほこりが固まって貼りついた状態。ここまでくると、ブラシだけで取り去るのは厳ししくなります。
そこで活躍するのがスクレーパー部分。汚れの部分を剥がすような気持ちでこすったら、出てきた汚れと一緒に、ブラシで取り去るだけ。軽い力で、まるで垢すりのように汚れが出てくるので快感! 使い終わった後は、一般的なブラシと同様に水洗いをして乾燥させるだけ。こちらもピカピカになりました。
歯ブラシでこすってもとれず、ほこりを履くのに時間がかかっていたサッシ掃除の面倒なイメージも一新。強い力でゴシゴシと擦る必要もないので、子どものお手伝いとしても良さそう。ニッチな悩みに応えてくれる商品ですが、この代わりは見つからないと思えるほど優秀です!
【お問い合わせ先】DAISO
※店舗により品揃えが異なり、在庫がない場合があります。
取材・撮影・文/西村絵津子