子どもたちが毎週末持って帰る上履きや、愛用のスニーカー。洗剤とブラシを使って洗うと布地の部分はきれいになりますが、ゴム部分や、樹脂製のソールは汚れたまま…。白くて汚れが目立つ部分だけに、きれいにしたいところ。そんな汚れを落とせる、専用消しゴムがあることをご存知でしょうか。どちらも使い方は汚れた部分を擦るだけ。でも本当にきれいになるのか、その実力を調査しました!
消しゴムメーカーが製造している靴専用消しゴム
いつでも使える手軽さが◎
左の水色がスニーカー用で、右の黄色が上履き用。どちらも大きさは幅が約2.3cm、奥行が約1..1cm、高さが3.5cm。見た目は、文房具の消しゴムそのものです。
子どものお手伝いにも最適!上履きの汚れを落とせる消しゴム
洗剤で落としきれない部分がピカピカに
上履きのゴム、合成樹脂部分などの汚れを落とすことのできる消しゴムです。
TPEという、プラスチックのように簡単に、ゴムのように弾力のある製品がつくれる便利な素材と、九州南部を中心に広く存在するシラス火山灰でつくられています。
シラス火山灰は、その微粒子の力で汚れをはがしてとることができるので、製品を傷つけることがありません。水垢とりなどにも活用されている、今注目の天然素材。その実力を試してみました。
子どもが洗った上履きは、布地部分はかなり汚れが落ちていますが、かかとのゴム部分の汚れは落ちず、真っ黒に…。
汚れの上を水で軽く濡らして、消しゴムで擦ります。最初は軽く、落ち具合を見ながら徐々に力を入れて擦るのがポイント。
ゴム部分の汚れは、靴ブラシでこすっても全く取れないのであきらめていただけに、きれいに落ちてびっくり。軽い力でも十分に落ちたので、子どもでもできると思います。目に見えて汚れが落ちていくので、夢中になってやってくれそうです。
どうしても汚れてしまうスニーカーのアッパー部分がすっきり!
つま先がきれいだと気分も上がる!
スニーカーの合成皮革でできたアッパー部分や、ゴムや合成樹脂のソール部分などの汚れを落とすことができる消しゴムです。
消しやすさでは群を抜いた素材の、PVCでできた消しゴム。汚れた部分を濡らしたりせず、直接擦るだけでOK。誰にでも簡単に使うことができる手軽さが魅力です。
お気に入りのスニーカー。かなり愛用しているので、アッパー部分に茶色い汚れがついてくすんでいます。
汚れの上から直接擦るだけで、こんなにきれいに。くすみまできれいに取れて、白さを取り戻しました。
泥のような茶色い汚れは、水洗いすればすぐに落ちそうなのに落ちず…。その歯がゆさも、この消しゴムがあっという間に解決してくれてびっくり。
最初は軽く擦り、汚れ落ちを確認しながら徐々に力を入れて擦りますが、今回はかなり手強い汚れだったので、力を入れて擦ることでくすみまできれいに。
つま先は自分の足元を見たとき、よく目に入る部分なのできれいになると気持ちよさが全然違う!本体に着いた汚れはちぎり取れば、また新しい面が現れます。
どちらも、今まであきらめていた汚れにもきく上、使い方は驚くほど簡単!その使い心地をぜひお試しください。
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※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合があります。
取材・文/西村絵津子