掃除、洗濯、料理……。家事の中でも、好きなもの、嫌いなものがわかれますが、Mart会員へのアンケートでは、洗濯時の「干す」「たたむ」が、手間と時間がかかるので、嫌いな家事と回答する人が多いようです。そこで、地味な洗濯時間を癒しの時間へと変える、”ながら”アイデアをご紹介しましょう。好きな音楽&香りをかいでいたら、洗濯も好きな家事に変わるかも。
YouTubeを流しながら!
整理収納アドバイザーとしても活躍するMartistの片岡牧子さんは、ながら音楽派。「せっかちなので、たたむだけの時間がもったいなくて(笑)、YouTubeやクラブハウスを流しながら作業しています。夫のリモートワークや子どもたちの邪魔にならないようヘッドフォンをして、ひとり時間を楽しんでいます」。仕事と家事でフル回転のワーキングマザーにとって、ひとり時間は貴重なひととき。その楽しみは、ながら作業からつくりだしているようです。
旅気分のアプリを聴きながら♪
Mart会員の末廣純子さんのおすすめは音楽アプリ。「全世界のラジオが聴ける『myTuner Radio』というアプリがあり、国別やジャンル別に選べるので、その国を旅した気分が味わえます。特にハワイのラジオを聴きながらだと気分が上がりますよ!」。なかなか行けない海外旅行に思いを馳せながら、その国らしい雰囲気や音楽を聴いていると、非日常を感じられますよ。
3種の香りで気分を変えて♡
「フレアフレグランスのフローラルスウィートやホワイトブーケ、レノアハピネスのアンティークローズ&フローラル……。3種類くらいをストックしながら、その日の気分で変えています。たたむとき、いい香りがすると癒されますね」。そう話すのは、Mart会員の猿渡聖子さん。好きな香りの柔軟剤をアロマ気分で使い分けているようです。
好きな香りに誘われて娘がお手伝い
Mart読者の齋藤智絵さん宅では、お子さんとママが香りに癒されています。「子どもたちは柔軟剤の変化に敏感で、レノアハピネスを私好みのランドリンに変えたら、前のほうが好きって言われてしまいました(笑)。洗濯物をたたみ始めると、娘がお手伝いしてくれるのもうれしい時間です」。好きな香りにつられて、お子さんがお手伝いしてくれるなんて、驚きの香り効果ですよね。
「干す」「たたむ」という地味な洗濯作業も、音楽を聴きながら、香りに包まれながらだと、癒しのひとときに。好きな”ながら”を見つけて、楽しい洗濯時間にしてみませんか?
撮影/中林 香 イラスト/yoko hoshi 取材・文・編集/橋本嘉美
※本記事はMart2021年8月号「このワザで『洗濯』が絶対好きになる!おうち洗い最新テクニック」より再構成しました。