大掃除のとき、日々溜まってしまった汚れを見るとうんざりしますよね。そこで、お掃除方法はもちろん道具や洗剤にも詳しいおそうじペコさんに、スルッと落とせる超優秀グッズとその使い方を教えてもらいました！ 今回はコンロまわりがきれいになるグッズと使い方をご紹介します。
挑戦したのは
小林佳菜さん（35歳）埼玉県吉川市在住
「コンロは3口フル稼働させることも多く、全体に汚れがついてしまいます。料理が吹きこぼれて焦げついた部分もあり、うまく落とせずに悩んでいます」
おすすめのお掃除タイミング
調理後でまだぬくもりが残っているとき
コンロまわりにおすすめの超優秀グッズはこの3つ！
【超優秀グッズ】スコッティファイン 洗って使えるペーパータオル 70カット1ロール
厚手なので油汚れの掃除にも大活躍。テーブルなどを数回拭いたあと最後にキッチンの汚れを拭き取って捨てても◎。¥438（日本製紙クレシア）
【超優秀グッズ】プロたわしソフト 4Ｐ 14.5×23㎝
丈夫な不織布製のたわし。ガラス、プラスチック、ホーロー、樹脂加工製品に使えます。ブルー、ホワイトの2色入り。¥110（Seria）
【超優秀グッズ】水の【激落ちくん】 400㎖
界面活性剤不使用。アルカリ電解水が油汚れや皮脂汚れを分解し、汚れを浮かせてくれ ます。除菌・消臭の効果も。オープン価格（レック）
ガラストップの油汚れを取るには？
【1】アルカリ電解水をスプレー
ガラストップ全体に、まんべんなくスプレーします。肌につかないよう気をつけて行いましょう。
【2】手袋をした手でのばす
ゴム手袋をつけ、全体に行き渡るよう塗り広げます。サラッとしているので、コンロになじませやすい！
【3】ラップパックをする
汚れに密着させ乾かないようにラップをかぶせて5～10分。アルカリ電解水が浸透し油汚れを分解します。
汚れが浮いてきました！
【4】ラップでこする
ゴム手袋をつけ、パックに使ったラップを丸めて全体をこすります。ラップの細かいシワが汚れを絡め取る！
【5】プロたわしでこする
小さくカットしたプロたわしで、ラップでは落ちなかった汚れをこすります。こびりついた焦げも取れてきた！
すごく取れました♪
【6】乾拭きする
仕上げにペーパータオルを使って水分を拭き上げます。コンロに残っていた汚れも一緒に拭き取りましょう。
まだまだ取れます！
コンロ横の壁をきれいにするには？
【1】アルカリ電解水をペーパータオルにスプレー
液垂れを防ぐため、壁に直接アルカリ電解水をスプレーせずに、スポンジやペーパータオルに染み込ませます。
【2】壁に塗る
ペーパータオルのアルカリ電解水をしっかりつけるイメージで、壁に塗っていきます。隅々まで塗るようにして。
【3】ラップパック
ラップを壁に貼りつけ、5～10分おきます。ラップを丸めて全体を軽くこすり、ペーパータオルで拭き取ります。
【Point】壁掃除は下から上へ！ 壁は上から下に掃除すると汚れが下に流れて溜まるので、下をパックしたらその上をパック、と下→上の順に。
【before→after】ベタつきも油ハネもすっきり！
Before
Before
After
After
コンロにこびりついた油汚れがすっきり。調味料や油汚れが染み込んだ壁も一緒に掃除す ることでまるで新築のキッチンみたいに！ 「これで料理のモチベーションが上がりそう」
教えてくれたのは
掃除研究家・お掃除ライター
おそうじペコさん
ハウスキーピングコーディネーター 2級、掃除能力検定士5級。メディアやSNSを通じて掃除に関する情報を発信。『ゆるく身につく家事のきほん』（成美堂出版）ほか著書多数。
撮影／山下忠之 取材・文／丹下紋香 編集／倉澤真由美 WEB構成／長南真理恵
Mart2022年1月号
おそうじペコさん直伝の超優秀グッズで今年は「小そうじ」ですっきり落とそう より
