「Mart」の連載で最新家電の使い勝手やそれでつくるレシピをお試ししている田中美保さん。今回は、高温の熱風と食材の脂を使った“油で揚げないヘルシーな揚げ物”やロースト、グリルがつくれる「エアーオーブン」を紹介。
ダイヤル回すだけで簡単につくれる「ローストビーフ~和風仕立て~」と「サーモンのムニエル」に挑戦しました。
「夫からのリクエストもありますが、油の処理のことを考えると気軽につくれないのが揚げ物。それがまったくなく、ダイヤルひとつで完成するのは本当に便利です。揚げ物はメインになりがちですが、これがあれば副菜として登場する頻度が高くなりそう。あと、ローストやグリル、ベイク、温め直しができるのもうれしい機能。簡単に野菜チップなどもつくれるのでサラダにワンアクセントが欲しいときにピッタリです。ちなみに『エアーオーブン』は小さいので、台所に置いていてもジャマにならなさそう。操作もダイヤルを回すだけなのですごくシンプルなのがうれしいです」
「ローストビーフ〜和風仕立て〜」
【材料】(約2人分)
牛ももかたまり肉(室温に戻しておく)…300g
塩…小さじ1/2
黒こしょう…少々
和風ソース
ポン酢…大さじ2
わさび…小さじ1/4
【つくり方】
1.牛肉に塩と黒こしょうをもみ込む。
2.190度に予熱したエアーオーブンのバスケットに1を入れ、10分ほど加熱する。
3.加熱が終わったら、そのまま5分ほど庫内で休ませる。
4.皿に盛り、食べる直前に和風ソースの材料を混ぜてかける。
「サーモンのハーブムニエル」
【材料】(約2人分)
サーモン(切り身)…2切れ
塩、黒こしょう…各少々
薄力粉…小さじ2
レモン果汁…小さじ2
ディルバター
バター(常温に戻す)…10g
ディル(葉)…適量
【つくり方】
1.サーモンは塩少々(分量外)をふり、水気が出たらペーパータオルでふき取る。塩と黒こしょうをふり、薄力粉をまぶす。
2.200度に予熱したエアーオーブンのバスケットに1を並べ入れ、15分ほど加熱する。
3.2にレモン汁を和え、皿に盛り、ディルバターの材料を混ぜ合わせて塗る。
「ローストビーフやムニエルもバスケットに入れているだけでできるのには驚き。とくにムニエルはひっくり返すときに崩れがちですが、『エアーオーブン』だと上下で加熱するのでひっくり返す必要がないので崩れない! これはすごくうれしいです。あとタイマーを合わせておけば自然と加熱が止まるため焦げつきません。フライパンだと目を離せない料理なので、ほったらかしにできるのはかなり魅力的です。本日発売のMart8月号本誌ではからあげをつくりましたが、どれも素材そのものが持っている油を使うのでヘルシー。気軽に肉料理や揚げ物を楽しめます」
田中美保さん/1983年1月12日生まれ。東京都出身。モデルとして活躍中。「家にいると食事が生活のメインになるため、何をつくろうか悩んでしまいます。ひとつの調理家電で色んな料理を簡単につくれるのは本当に助かります。そして、食べた後の片付けがラクなのも大事ですよね。そして何よりも大事なのは清潔を保てること。購入する際は、隅々まで洗うことができるかチェックすることをおすすめします!」