日頃から使うものが非常時の備蓄にもなる、最近注目のローリングストック。買い置きしたストックが夕飯の簡単主催&副菜に早変わりする、その活用術を料理家のきじまりゅうたさんに教えてもらいました。
ツナ缶グラタン
ツナ缶と冷凍ブロッコリーを使ったお手軽グラタン。調味料やトッピングで味変ができます。
<材料>
ツナ缶:1缶( 100g)
冷凍ブロッコリー:200g
<つくり方 >
ブロッコリーを電子レンジで解凍する。各調味料とツナを混ぜ、ブロッコリーを和える。耐熱容器に具を入れ、それぞれトッピングをのせてトースターで、焼色がつくまで8 ~10分ほど焼く。
【アレンジ1】ツナと冷凍ブロッコリーのコチュジャンチーズグラタン
アルバート グリルパン 黒 ¥2,500(スタジオ エム)
<調味料> コチュジャン:大さじ1 ごま油:大さじ1/2
<トッピング> ピザ用チーズ:20g
【アレンジ2】ツナと冷凍ブロッコリーの味噌マヨグラタン
マカロニグラタン デミグラス ¥2,1 00(スタジオ エム)
<調味料> 味噌:大さじ1 みりん:大さじ1
<トッピング> マヨネーズ:適量
スタッフも実践 連載「パパのごはんはお店みたい」より
これも使える! きじまメソッド
くっつく焼きそばの麺は レンチンでほぐれる!
フライパンで麺をほぐすのに、手間取ることありませんか? そういうときは、麺の袋を少し破り、耐熱皿にのせ、電子レンジで1分温めましょう。加熱することで、麺がほぐしやすくなりますよ!
Who is きじまさん?
3代目の料理家です!
祖母におふくろの味の第一人者と言われる村上昭子さん、母に杵島直美さんを持つ料理研究家の3代目。「小さいころから自宅の台所が、祖母や母の仕事現場。料理自体はすごく身近でした」と、きじまさん。自然と包丁を握る環境だったよう。
アパレル勤務経験も
「大学在学時にアパレルブランドを先輩と立ち上げました。でも次第に、『やっぱり料理が好きだ』と気がつき、母に弟子入り。アシスタントをしながら技術を磨きました」
Mart2020年6・7月合併号
テレビでもおなじみ 驚異のアレンジ力! 「またこれ?」と言わせない きじまりゅうたの味変メソッド より
料理/きじまりゅうた 撮影/北川鉄雄 取材・文・フードスタイリング/加藤文惠 構成/富田夏子