毎朝ゆううつなお弁当づくり。寝坊した朝や、週の後半の力尽きた朝は、その辛さも倍増しますよね。
Mart読者のアンケートによると、お弁当をつくるのは平均週4.07回。子供用のお弁当だと、辛いときでも「今日はやめた」とは言えず…皆さん黙々とつくっていることと思います。
話題の「力尽きレシピ」著者&
本誌フードコーディネーター軍団が提案!
そこで今回は「力尽きたときのごはんのプロ」として、Twitterからバズって続々増刷中の『力尽きレシピ』犬飼つなさんと、本誌で活躍中のフードコーディネーター4名が「本気でラクできる」アイデアを提供してくれました。
例えば犬飼さん提案の「サバ缶ブロッコリーのレンチンサラダ」(左)。
用意する材料はサバ缶とブロッコリーのほかはオリーブオイルとにんにくだけ。しかもその名の通りレンチン計3分30秒(500Wで)だけでできちゃうんですよ。
また、「バタポンなす」(右)は、なすにバターをちらして4分レンチンして、仕上げにポン酢しょうゆをかけただけ。これがご飯の進むおかずになるから驚きです。
犬飼さんいわく、「電子レンジ調理のいちばんのメリットは、洗い物が少ないこと。コンロにつきっきりになる必要もないので、他の家事を片づけられるのも大きいです」とのこと。
週イチぐらい割り切って
「一品主役弁当」で乗り切っちゃおう!
さらに追い詰められた時には、おかずをつくる必要も、詰め方を工夫する必要もナシの「一品主役弁当」がおすすめ。
土肥愛子さん提案の「ボリュームドライカレー弁当」。こんなに具だくさんですが、じつは市販のサラダチキンを刻んだものと、冷凍ミックスベジタブルを使っているから本当に手間いらず!
そして、もう1品は鮓本美保子さん提案の「焼き鮭ペンネ弁当」。焼き鮭、韓国のり、ソテーした豆苗をのせただけで彩りもきれいに。ペンネも早ゆでタイプを使えばわずか3分でゆであがるので、こちらもかなりの時短メニューです。
「一品だけなんて、母親としてどうなんだろう……」そんな思いは皆さんが持っていると思います。でも、一日ぐらいは肩の力を抜いても罰は当たらないと思いますよ!
それに、そんな日のほうが子どもにはむしろ好評だったりすることもあるみたいで、撮影当日たまたま来ていたフードコーディネーターのお子さん(女子高生)が一品主役弁当を見て、「これは友達に取られそう!」と言っていたのが印象的でした。
8/28発売のMart10月号では、「ラクして続く!お弁当革命」と題して、朝ラクできるおかずレシピ、お弁当の詰め方、受験シーズンに向けての栄養、さらには最新のかわいいお弁当箱カタログなど盛りだくさんの43ページ特集!ぜひ手に取ってみてください。
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撮影/福田栄美子、中林 香 構成/小松伸司(Mart編集部)