“世界の料理”のアレンジおつまみで、週末のおうち呑みがもっともっと盛り上がる! Martでおなじみの料理家のきじまりゅうたさんが教えてくれたのは、中国でお祝いごとに食べられる「春餅」をアレンジしたお食事クレープ。冷えたビールや白ワインによく合いますよ! もっちりしたクレープで巻けば、たっぷり野菜を子どももペロリ。家族みんなで楽しんでくださいね!
野菜もたっぷり食べられる! 「中華風お食事クレープ」
お肉や野菜などの具材を包みながら食べるのが楽しいお食事クレープ。
「軽い食感を出すために、野菜は細かく切るのがおすすめ。スライサーを使えば、あっという間にできますよ!」ときじまさん。クレープを上手に焼くコツも必見です!
材料(4人分)
中華風クレープ(春餅)
- 卵・・・2個
- (A)水・・・500㎖
- (A)砂糖・・・小さじ3
- (A)塩・・・ 小さじ1/2
- 小麦粉・・・200g
- サラダ油・・・適量
豚肉の味噌炒め
- 長ねぎ(白い部分の芯)・・・1本分
- 豚バラ薄切り肉・・・200g
- (A)片栗粉・・・大さじ1
- (A)酒・・・大さじ1
- サラダ油・・・適量
- (B)水・・・大さじ3
- (B)味噌・・・大さじ2
- (B)砂糖・・・大さじ1
- (B)おろしにんにく・・・大さじ1/2
薬味など
- 長ねぎ(白い部分の外側)・・・1本分 ※豚肉の味噌炒めに使用しなかった分
- きゅうり・・・2本
- にんじん・・・1/2本
- 市販の錦糸卵・・・適宜
つくり方
中華風クレープ(春餅)
- 生地をつくる。溶いた卵と(A)を混ぜ、小麦粉を加えて混ぜて冷蔵庫で1時間ほど休ませる。
- ホットプレートにサラダ油を薄くひいて180℃に熱し、お玉1杯分の生地を高めの位置から流し 入れ、お玉の底で丸く広げてクレープ状に焼く。
- 薄く焼き色がついたら返してさらに焼き、両面が乾いたら皿に取り出す。残りの生地も同じように焼く。
豚肉の味噌炒め
- 長ねぎは外側を除き芯を粗みじん切りにする。
- 豚肉を7~8mm幅の細切りにして(A)を揉み込む。
- フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、2 をほぐしながら炒め、1 と(B)を加えて煮絡める。
薬味など
- 長ねぎの外側を斜め薄切りにして水にさらす。
- きゅうりは細切りに、にんじんは千切りにして、あれば錦糸卵とともに皿に並べる。
クレープの焼き方にワザあり! 上手に焼くためのコツとは?
生地はなるべく高い位置から流し入れると、自然に広がります。
お玉の底で丸く形を整えて。
生地のふちが乾いてめくれてきたら、裏返すサイン。菜箸でそっと生地を持ち上げて返しましょう。初めの1~2枚は焼きにくくても、3枚目くらいから ホットプレートに油がなじんで焼きやすくなります。
教えてくれたのは?
きじまりゅうたさん
料理家一家の3代目。親しみやすい人柄とオリジナリティのある家庭的な料理がMartでも大人気。
「休みの日はリラックスしたいから、料理をつくりながらお酒を飲んじゃいますよ! できあがるまでに飲みすぎないようにしないとね(笑)」
現在発売中のMart秋号の特集「『世界のおつまみ』で家呑みが映えすぎた!」では、他にも、週末の家呑みをもりあげてくれる、世界の料理のアレンジおつまみレシピをたくさん紹介しています。気になった方は、ぜひ本誌もチェックしてみてくださいね。
2023年秋号 ”ローカルフード”や”屋台めし”をアレンジ 「世界のおつまみ」で家呑みが映えすぎた! より
撮影/北川鉄雄 レシピ考案・調理/きじまりゅうた スタイリング/土肥愛子 取材・文・編集/田島えり子