数ある常備菜のなかでも、日持ちがし、アレンジが効くことから常備菜の王様とも呼ばれる「ひじきの煮つけ」。冷蔵庫にこれがあれば、おかずが1品増えてとっても便利です。そこで今回は上島亜紀さんに「ひじきの煮つけ」のレシピを教えてもらいました。ひじきのほか、干ししいたけや高野豆腐などを使用するので、乾物をストックしている方はぜひつくってみてください。
ひじきの煮つけは日持ちしてアレンジも自在!
冷蔵庫で約1週間日持ちし、玉子焼きや炊き込みご飯の具などにも使い回せる「ひじきの煮つけ」は常備菜の王様。 長ひじきよりも、何度も温め直しても煮崩れしにくい芽ひじきがおすすめです。
ひじきの煮つけのレシピ
材料(つくりやすい量)
- 芽ひじき(乾燥) 40g
- にんじん 1本
- 油あげ 1枚
- 干ししいたけ 5枚
- こんにゃく 1枚
- 細切り高野豆腐 20g
- 酒 大さじ2
- 合わせだし 400~500㎖
- 砂糖 大さじ1
- しょうゆ 大さじ3
- みりん 大さじ2
つくり方
【干ししいたけの戻し方】
干ししいたけはさっと洗い、少量の水と一 緒に保存袋に入れ、冷蔵庫で一晩おいて戻す。
- 芽ひじきは水を替えながら、水が濁らなくなるまで何度か洗い、多めの水に30分浸し、しっかり水気をきる。
- にんじんは5㎜幅の短冊切り、油あげはしっかりと油抜きをしてから5㎜幅の短冊切りにする。干ししいたけは薄切りにし、こんにゃくは5㎜幅の短冊切りにする。
- 鍋に油を熱し、ひじきをしっかり炒める。
- さらに油あげと高野豆腐以外の食材を加えて炒め、全体に油が回ったら酒を加えて煮詰める。
- 4にだしと砂糖を加えて落とし蓋と鍋蓋をして5分煮る。
- 5にしょうゆ、みりん、油あげ、高 野豆腐を加え、落とし蓋と鍋蓋をして、さらに15分煮て火を止める。そのまま粗熱がとれるまで休ませる。
上島亜紀さん
料理家。食育アドバイザーやジュニア・アスリートフードマイスターの資格を持ち、幅広いレシピ提案で女性誌やメディアで活躍中。 『考えなくていい冷凍作りおき』(ナツメ社)など著書も多数。
撮影/安彦 幸枝 フードコーディネート/上島 亜紀 編集・文/梅津 有希子 WEB構成/長南 真理恵
Mart BOOKS
ファミレスよりおいしい 家ごはんの基本 より再構成