昆布とかつお節でだしを取ったあとの”だしがら”を、そのまま捨てていませんか? 料理家・上島亜紀さんはだしがらを使って、自家製ふりかけをつくっているそう。ちょっとした手間で体にやさしいふりかけが完成するので、小さなお子さんがいるママたちにもおすすめです。
だしがらは最後までフル活用!
「昆布とかつお節のだしがらを捨てるなんて、もったいない! 二番だしをひかない代わりに私はいつもふりかけをつくります。市販のふりかけは添加物が入っているものも少なくありませんが、自家製なら安心。塩分も少ないのでお弁当のすきまに詰めてもOK。冷蔵庫で1週間保存可能です」(上島さん)
上島亜紀さんの合わせだしのとりかたはこちら
簡単で驚くほど美味しい!上島亜紀さんの基本の「合わせだし」のとり方
だしがらかつお節と昆布を使ったふりかけ
材料(つくりやすい量)
- かつお節、昆布 各だし2回分
- しょうゆ 大さじ1~2
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
- 白いりごま 大さじ1~2
つくり方
- 昆布は1/3の幅に切り、なるべく細くせん切りにする。
- 鍋に白ごま以外の材料を入れ、水分を飛ばすように炒る。お好みのしっとり加減になったらごまを加えてさらに炒る。
昆布はなるべく細くせん切りにするのがポイント
自家製ふりかけはこんな風に使えます
おにぎりの具
「おにぎりのほか、お弁当のご飯にのせることも多いです。だしをひいた後もまだまだ栄養が残っているので、最後までおいしく食べられて一石二鳥です」(上島さん)
ご飯のおとも
「塩分控えめなので、おかずがあってもじゃまをせず、ご飯のおともにもぴったり。 卵かけご飯にもよく合います。じゃこと一 緒に炒飯にしても美味」(上島さん)
上島亜紀さん
料理家。食育アドバイザーやジュニア・アスリートフードマイスターの資格を持ち、幅広いレシピ提案で女性誌やメディアで活躍中。 『考えなくていい冷凍作りおき』(ナツメ社)など著書も多数。
撮影/安彦 幸枝 フードコーディネート/上島 亜紀 編集・文/梅津 有希子 WEB構成/長南 真理恵
Mart BOOKS
ファミレスよりおいしい 家ごはんの基本 より再構成