年末はおせちをつくりたいけれど、手間や時間がかかってしまうと大変ですよね。それなら今年は、全部で8品を3時間で子どもと一緒につくれるおせちをつくってみませんか?今回は栗きんとんのつくり方をご紹介します!
市販の焼きいもを使うと手軽かつ甘くまろやかに【7】栗きんとん
漢字では「栗金団」と書き、金運・ 勝負運を願う意味が込められています。また、黄金色は小判を連想させ、「お金が貯まるように」という縁起かつぎの意味も。
材料(つくりやすい分量)
- 焼きいも……1本(正味400g)
- 栗の甘露煮のシロップ……約大さじ2
- 栗の甘露煮 ……80g
つくり方
- 焼きいもは皮を取り除いてボウルに入れ、すりこぎなどでつぶす。
- シロップを加えてゴムベラで混ぜ合わせ、栗の甘露煮を加えてさっと混ぜる。
お手伝いポイント
焼きいもをつぶす
さつまいもの下処理を省き、市販の焼きいもを使います。程よい硬さですりこぎで軽くつぶすだけですぐなめらかになり、子どもも達成感を得られるはずです。
栗を混ぜる
焼きいもに栗の甘露煮を混ぜます。栗を割ったり傷つけたりしないよう気をつけましょう。「途中で味見タイムも入れると喜ぶこと間違いなし!」(星野さん)
教えてくれた・挑戦してくれたのは
星野奈々子さん 星野瑛斗くん
書籍、雑誌、企業のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活動。今回は親子で1日あればつくれるおせち料理レシピを教えてくれました。「子どものお手伝いポイントもぜひ参考にしてみてくださいね」 https://hoshinonanako.com/
撮影/中林 香 取材・文/新里陽子 編集/倉澤真由美 WEB構成/長南真理恵
Mart2022年1月号
年末年始は「簡単おせち」と「ごちそう鍋」 より