登山で人気の六甲山のふもとにあり、駅の周辺には商店街や大学もあって昔からの住宅街が広がる六甲地域。そんな住環境のいいエリアのママたちの間で話題なのが、鶏肉を柔らかくしてくれる「重曹」の使い方です。
友人から教えてもらったその日、早速、食用の重曹を購入してからあげを試してみたという大倉さん。「鶏のむね肉が本当に柔らかくなってびっくり! 2人の息子たちも大喜びで食べていました」
さっそく詳しい「重曹」の使い方をご紹介していきます。
「重曹」が決め手!お肉が柔らかくするコツ
【1】約300gの鶏むね肉に重曹小さじ1をまぶしてもみこみ、油大さじ1を絡める。
【2】おろしにんにく1片、おろししょうが1片、酒大さじ2、しょうゆ大さじ1と1/2、ごま油小さじ1、卵1/2の調味料で漬け込む。
【3】薄力粉大さじ1と1/2、片栗粉大さじ1と1/2を合わせ、鶏肉にまぶして油で揚げる。
豚肉のレシピにも応用してみたという大倉さん。豚ロース肉の生姜焼きは、鶏むね肉と同様に事前に重曹をまぶしておいて調理するだけでやわらかな食感に。
「冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにも良さそうです」(大倉さん)
重曹に含まれている炭酸水素ナトリウムがたんぱく質に働きかけることで、肉の筋繊維を柔らかくしてくれます。油や水と併用するとより効果が高まります。
リーズナブルな鶏むね肉もしっとりやわらかな食感にランクアップしてくれる重曹。今夜の夕食づくりの際にぜひ試してみて!
撮影/テラサカトモコ 取材・文/柴山小枝