火を使いたくない日の「レンチン」最大活用術【夏の定番プルプルスイーツ】

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暑い日のお料理、今年は全部電子レンジに任せちゃいませんか? 電子レンジ調理の達人たちが教えてくれた少しのコツで、だいたいのものはレンチンだけでつくれちゃうんです。この記事では料理研究家のほりえさわこ先生に教わった、わらび餅レシピをご紹介します。

2段階レンチンして混ぜるだけで本格和菓子に!「わらび餅」


「鍋だとつきっきりで混ぜ続けて練り上げていくわらび餅も、電子レンジを使えばめちゃめちゃ簡単につくれます。常温でも溶けることがないので、夏の持ち歩きデザートとしても楽しめますよ」

●材料(8個分)
わらび粉・・・ 1/4カップ(40g)
砂糖・・・ 大さじ4
水・・・ 150㎖
きな粉・・・ 適量
抹茶 ・・・適量

●つくり方
①大きめの耐熱ボウルにわらび粉と砂糖を混ぜ入れ、水50㎖を少しずつ入れて泡立て器でかき混ぜながら溶かす。溶けたら、残りの水も加えてよく混ぜる。
②ラップをせずに電子レンジで1分30秒加熱し、底から手早く泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。さらに電子レンジで2分加熱して取り出し、全体が透き通ってなめらかになるまで混ぜる。
③②をひとまとめにして氷水に入れ、温かいうちに一口大にちぎって冷やす。水気を切って器に盛り、きな粉や抹茶入りきな粉を添え、食べるときにまぶす。

つくり方のポイントを写真入りで詳しく説明!

①ダマにならないように水は少量ずつ入れて混ぜます。

②1分30秒加熱しただけでは見た目はあまり変わりませんが、ここで一度混ぜるのがとっても重要です! 底にでんぷんがたまっているので、底からしっかりなめらかになるまで混ぜます。

③2回目はかなりトロリとした見た目に。全体が透き通ってくるまで手早く混ぜます。白く柔らかいままでまとまらない場合は、さらに少し加熱を。

④混ぜたわらび餅をひとかたまりにして氷水へ。

⑤親指と人差し指を丸め、指のすき間がなくなるまでぎゅっと絞ってちぎるイメージ。中は熱いので注意しましょう。

変わりわらび餅へのアレンジもおすすめ♪

水の代わりに、牛乳やオレンジジュース、ぶどうジュースを使うとミルクわらび、オレンジわらび、ぶどうわらびになり見た目もカラフルに。ジュースを使うときは、お好みで砂糖の量は調整してください。

※使用した電子レンジはすべて600Wです。お使いの機器によって加熱時間は誤差があるので調整してください。

ほりえさわこさん


祖母、母と親子三代で料理研究家として活躍。便利な調理道具を駆使した家庭料理レシピに定評あり。キッチンには電子レンジが2台あり、普段の食事やお弁当づくりにフル活用している。

Mart2021年8月号
火を使いたくない日の「レンチン」最大活用術 より

撮影/中林 香 レシピ考案・調理/ほりえさわこ 取材・文/富田夏子 編集/永島 大

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