今年3月の発売時から、「どんな味?」と無印良品ファンだけでなく飲食業界もざわつかせたのが「フルーツとハーブのスムージー」全4種です。
野菜やフルーツを使ったスムージーはたくさんあれど、ハーブが入っているものは一般的にも珍しいんです。また、香料、着色料不使用と無添加ドリンクなことも注目の的に。
何度も試作して仕上がった大人のスムージー全4種類
無印良品ではかつて、フルーツのスムージーをカップ容器の形態で販売していたそう。今回の商品を開発するにあたり、さまざまなフルーツや野菜をピックアップし、合わせたときの味の調和や色合いを複数のパターンで検討して決めたそうです。
いちご ビーツ タイム 235g¥250(税込み)。いちごとビーツの自然な甘さに、清涼感のあるタイムを効かせて、すっきりと仕上げました。香料、着色料、不使用。
りんご ぶどう シナモン 235g¥250(税込み)。りんごとぶどうのやさしい甘さに、リンゴ酢とシナモンを効かせて、さっぱりと仕上げました。香料、着色料、不使用。
バナナ マンゴー ターメリック 235g¥250(税込み)。バナナとマンゴーの濃厚な甘みにターメリックを効かせて、キリッと引き締めました。香料、着色料、不使用。
オレンジ にんじん ジンジャー 235g¥250(税込み)。オレンジの果実感とにんじんのやさしい甘さに、ほどよくジンジャーのパンチが効いています。香料、着色料、不使用。
味、ボトルのこだわりは?
珍しいハーブ入りのスムージーですが、なぜハーブを入れたのでしょうか? 開発担当者の方に伺いました。
「フルーツだけのスムージーだと、後味が甘くなってしまいます。大人向けのスムージーを作りたかったため、飲んだ後の後味をキリッと引き締めるために、ハーブを効かせました」。
類を見ないほどの回数の試作をして、今販売している4種類のフレーバーに決定したそうですが?
「フルーツの味を生かしつつ、ハーブを効かせるために何度も試作を行いました。4種類の食感をそれぞれ変えたかったため、繊維感をもたせたり、とろみを出す、すりおろしの食感を出すなど、1つの原料でも加工工程を変えて様々な試作を行いました」。
ボトルにも工夫されています。コロンとした透明ボトルがかわいいとも評判ですが、こちらにもちゃんと秘密がありました。
「着色料を使わずに仕上げているので、素材の色が伝わるように透明ボトルを使いました。また、1回で飲みきれる容量としてこのサイズのボトルを使いました」とのこと。
ちなみに現在の1番人気は「オレンジ にんじん ジンジャー」、2位は「いちご ビーツ タイム」だそうです。
ミセス目線でチェックしてみました!
Mart読者の西村さんが、初めての「フルーツとハーブのスムージー」を飲んでみました。
まずはボトルのサイズ感をチェック。「ちょうど飲みきれるサイズ感で嬉しいですね。片手で握りやすく、中に入っているスムージーの色が映えてきれい」。
続いて開けやすさ、注ぎやすさを。「口が大きくてこのまま飲むのもスムーズそう。この口の広さはコップに注ぐ時にも便利で、大きく傾けずとも滑らかに出てきます」。
ボトルのリサイクルしやすさにも目が行きました。「こういうところ、チェックしてしまうんですよね。クリアなペットボトルで、ラベルをはずして洗うのも簡単そう」
「飲んでみると、噂どおりフルーツの甘味にハーブがアクセントになり、さっぱりすっきりしていますね。あっという間に飲んでしまいました。忙しい朝に、野菜やフルーツ代わりに1本いただきたくのもに良さそうですね」。
それぞれ個性のあるテイスト。みなさんもお気に入りの味を見つけてみてはいかがでしょうか?
【お問い合わせ先】
無印良品 銀座 ☎03-3538-1311 www.muji.net
取材・文/新里陽子