疲れて帰ってきて、手の込んだ晩ごはんをつくるのは億劫ですよね。でも、適当なおかずを並べるのは罪悪感があるもの。今回はそんなときに使える、美味しく見える盛りつけアイデアをご紹介します。食卓に出す前の少しの工夫で、忙しい日を乗り切りましょう!
茶色くなりがちな定番おかずに〝ちょいかけ〞してみました
アンケートでもいちばん悩みが多かった茶色いおかず。盛りつけていざテーブルに出すときに〝残念な気持ち〞になるのを解消すべく、食材で乗り切るワザをご紹介します。
温泉卵
白と黄色のカラーで彩りをプラスしてくれる温泉卵は、わかりやすい目線のワンポイントとして使えます。割って黄身をしっかり見せると、より豪華に。保存は10日前後。市販品は冷蔵庫で10日前後も持ちますが、手づくりの場合は冷蔵庫に入れて翌日までに使い切りましょう。
ありあわせ野菜炒めは温泉卵で豪華に見える
使ったのはこちら
Before
キャベツ、玉ねぎ、ウインナーという余りがちで色が地味な食材でつくる野菜炒め。
After
炒めものに温泉卵という斬新な組み合わせ。黄色と白のコントラストが、単調な色の野菜炒めをゴージャスに飾ってくれます。
盛りつけPOINT
炒めたものを皿に盛り、中央部分を少しへこませて、野菜で土手をつくります。食べる直前に温泉卵を割って黄身をとろ~んと見せるのがポイント。
この料理にも合う!
・豚しゃぶサラダ
・焼きうどん
・きんぴらごぼう
・回鍋肉
・チャーハン
教えてくれたのは
フードスタイリスト/フードコンサルタント 河合真由子先生
広告を中心に企画、レシピ開発、フードスタイリングをトータルにサポート。
撮影/北川鉄雄 フードコーディネート/河合真由子 取材・文/森岡陽子 構成/Mart編集部
Mart2020年1月号
「忙しい日の晩ごはん」裏テクニックPart3 盛りつけ編 おかずを美味しく見せるキーアイテム研究 より