10月は「リデュース」「リユース」「リサイクル」を推進する「3R推進月間」。そこで今回Martでは、普段なら捨ててしまいがちなフルーツの皮を使ったリユース方法を「ピングー」がナビゲートをしながらご紹介！この機会に試してみてください。
エコにもなる「フルーツの皮」リユース
フルーツを食べ終わったあとの皮を再利用して、おしゃれで役に立つアイテムをつくりましょう。皮にはアロマ効果や美肌効果のあるさまざまな成分が含まれ、欧米では主婦の知恵として昔からたくさんのレシピがあるそう。活用法を教えてくれたのは、ナチュラル素材を使った石鹸や化粧品づくりの第一人者で、著書も多数の小幡有樹子先生です。
オレンジの皮を使ったランプ
オレンジなどの柑橘類の皮に含まれるリモネンという成分にはリラックス効果があり、アロマランプに最適。ほんのりとオレンジの香りが漂います。つくり方は簡単。オレンジを半分に切り、白い芯を残すようにして実を取り出し、カップ状の皮に7分くらいサラダ油を注いだら完成です。汚さないようプレートを敷いて。
りんごの皮を使った入浴剤
りんごの皮をガーゼなどの袋に入れてお風呂へIN！皮に含まれるビタミンCとクエン酸でお肌をすべすべにしてくれます。農薬が気になる人は、1Lの水に大さじ4の重曹を入れて洗ってから使ってください。
レモンの皮を使った虫除けスプレー
白いわたの部分が入らないよう、レモン1個分の皮をピーラーでむき、精製水と無水エタノールを各100mlスプレーボトルに入れます。空間にシュッとひとふきすれば、リモネンの効果で虫よけとして使えますよ。ジンやウォッカなどでも代用可。ワンシーズン持ちます。
©JOKER, NHK, NEP, PPI
撮影／北川鉄雄 取材・文／加藤文惠 監修／小幡有樹子 構成／タカノマイ（Mart編集部）
Mart2019年8月号
ピングーがナビゲート！ちょっと便利ですぐできるリユース・アイデア より
