夏休みに突入し、通常と変わらない家事と仕事に加え子どもたちのお昼ごはんづくりなどが加わり、母の仕事は増える一方。そんなときは甘いもので自分のご機嫌をとって乗り切りたいですよね。今回は、疲れやストレスを吹き飛ばしてくれそうな、再販&リニューアルして発売となった大人気のスイーツをご紹介!成城石井ならではの、こだわりが詰まった美味しさは必見です。
大人気モーモーチャーチャーがリニューアル!
しっかりとした甘さの具材ととろけるようなブラマンジェが相性抜群
モーモーチャーチャーとは、東南アジアの家庭で食べられているスイーツのことで、「ごちゃ混ぜ」という意味を持った言葉。その名の通り、具材と一緒にスプーンでごちゃ混ぜにしていただく一品。
成城石井では数年前から取り扱っていましたが、今回リニューアルして美味しさがパワーアップ。これは見逃せません。
ふたを開けると別皿にのった具材がお目見え。紫芋の芋餅、さつまいもの芋餅、ひよこ豆と紅はるか芋煮と、芋ずくしの具材は、甘いもの好きにもたまりません。
具材がのった皿の下には、きれいな卵色のアングレーズソースと、ココナッツブラマンジェが2層になって入っています。
自分で好きなようにトッピングできるのも楽しい。食べる直前にトッピングできるので美味しさも格別です。
紫芋の芋餅なんて初めて!ほんのりとした甘みに、もちもちっとした食感が存分に楽しめます。
こちらは紫芋の芋餅と対照的な色合いの、さつまいもの芋餅。紫芋の芋餅よりも気持ちほくほくとした風味が強いように感じられました。
ひよこ豆はほんのり塩気を感じるやさしい甘みが楽しめます。クリーミーなブラマンジェとの相性は文句なしです。
紅はるかの芋煮はほくほく感が半端ない!また、黒ごまがかかっていてまるで大学芋のよう。しっかりとした甘さの中に香ばしさも感じられます。
今回はトッピングを味わうためにひとつひとついただきましたが、本来は商品名通りカップの中を「ごちゃ混ぜ」にしていただくのがベストな味わい方!
トッピングと一緒にいただくのが、ベースとなるこの白い「ココナッツブラマンジェ」と黄色がかったカスタード風味の「アングレーズソース」なんです。
スプーンですくってみると想像以上にプルプルとしていて、口の中に入れると驚くほど滑らかでとろけるような食感。ココナツのやさしい甘さと、カスタードのコクはどの具材との相性も抜群で、私は特に塩気も感じられるひよこ豆との組み合わせが、たまらなくお気に入りです。
滑らかさの中に、具材の味がしっかりと主張していて、食べ飽きることのないスイーツ。リニューアル前の羽二重餅は、2種類の芋餅となり、芋の風味や美味しさが加わってパワーアップ。見た目もより華やかになり、目でも楽しめるスイーツになりました。
トッピングの美味しさが水羊羹の上品な味わいを引き立てる
さっぱりとした甘さが夏にピッタリ
4種類の具材がトッピングされた水羊羹です。
ふたを開けると目にも涼やか!夏らしさ満点です。ぽっかりと浮かんでいるかのような、羽二重餅の白が印象的ですよね。
黒豆はふっくらとしていてやさしい甘み、赤えんどう豆はしっかりと塩味がきいていて、全体の味わいを引き締めています。
羽二重餅はスプーンからこぼれ落ちそうなほど大きく、もちもちとした食感とやさしい甘みがたまりません。存在感抜群の黄桃は、甘酸っぱさが不思議と水羊羹の甘みを爽やかに引き立てる名脇役。
甘酸っぱさ、塩味、やさしい甘みといったさまざまな味わいが楽しめるトッピングのラインナップだけでも、ワクワクしてしまいます。
そしてなんといっても素晴らしいのが、主役の水羊羹なんです。つるっとした喉ごしに、みずみずしさ溢れるさっぱりとした甘さ。トッピングで箸休めをしつつ、水羊羹をつるつるといただき……あっという間に完食してしまいました。
どちらも夏の疲れが癒される、身体に染みわたるような癒しの甘さが楽しめます。まだまだ暑い日々が続く夏休み期間。たまには、とっておきのスイーツで自分を甘やかすことをおすすめします。
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成城石井 お客様相談室
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取材・撮影・文/西村絵津子