日々の晩ごはんの献立。毎日のことだけに、ネタも尽きるしマンネリ化するし、買ったものをうまく使いきれず「どうしたらいいの…?」とお悩みの方も多いのでは?
そこで今回は、料理家・上島亜紀さんおすすめの「切り置き冷凍保存食材」をご紹介します。切り置き食材があれば、時間がない日の料理に便利。献立を決めていない材料なので、用途も多彩です。
つくり置きより「切り置き冷凍保存」でいい!
「切り置き」を教えてくれたのは料理家の上島亜紀さん。「おかずの素になるような切り置き食材は、ひと手間でつくれたり、アレンジがきく物をストックしておくと献立に迷ったときに役立ちます」(上島さん)
切り置き【1】きのことウインナーミックス
きのこ各種を食べやすい大きさに切ってミックス。ウインナーの輪切りも入れておけば、すぐに使えるマルチキットに。
●「ペペロンチーノ」に入れて
オリーブオイルで炒めたミックスに、茹でたパスタを入れ、おろしにんにく、コンソメ顆粒を加えてさらに炒め、塩、こしょうで味を調えます。
●「きのこカレー」に入れて
玉ねぎとミックスを炒め、水を加えて5分ほど煮たら一旦火を止めます。カレールウを入れひと煮立ちしたら、こしょうで味を調えてできあがり。
切り置き【2】余り野菜のみじん切り
葉物や根菜、ちくわ、ハムなど、とにかくみじん切りにしておくだけで使い勝手抜群に。半端野菜もそうして冷凍を。
●「だし巻き玉子」に入れて彩りを
みじん切り野菜を軽く炒めたら、卵に白だし、砂糖、水溶き片栗粉を混ぜたものを流し入れ、端から巻き込んで焼きます。
●「お好み焼き」に入れて
小麦粉、ベーキングパウダー、冷凍とろろ、白だし、卵を混ぜたものにみじん切り野菜を混ぜ、両面焼いたら、かつお節とソースでどうぞ。
切り置き【3】万能ねぎ小口切り レモン輪切り
わざわざ買うと高い万能ねぎやレモンは、中途半端に余ったものを切って保存しておくと使い勝手抜群です。
●「レモンつゆそうめん」に入れて
蕎麦ちょこにめんつゆと氷を入れ、レモンスライス、万能ねぎを入れるだけ。暑い日にさっぱり食べたくなる夏にぴったりです。
【みじん切りにはコレ!】
面倒なみじん切りも、これなら一度にたくさんできて便利。大根おろしやホイップクリームづくりにも使えます。保存蓋つき。
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撮影/北川鉄雄 フードコーディネート/上島亜紀 取材・文/加藤文惠 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年8月号
うまくこなす秘訣はここにあった
毎日の晩ごはんでもう悩まない!あの人の「献立力」より