TRIBEメンバーの佐藤さんが最近、成城石井で見つけてからハマっているというお菓子【堅パン】。堅いお菓子が好きな佐藤さんでも、初めて食べた時はその堅さにかなり衝撃を受けたそう。堅いのに癖になる、堅パンの美味しさの秘密を紹介します。
噛めば噛むほど、優しい甘さが広がる!
今回ご紹介する【くろがね 堅パン】は、大正時代に官営八幡製鐵所で生まれたという歴史あるお菓子です。大量に作って長く保存できるように、水分を極力少なくすると鉄のように堅くなったというのが由来で、八幡製鐵所の製鐵マンのカロリー補給源として重宝されたそう。
「もともと堅いお菓子が大好きなので、成城石井で見かけて、そのネーミングに惹かれて購入しました。初めて食べた時は、歯が折れるんじゃないかって思うくらいの堅さにとにかくびっくり!でも噛めば噛むほど甘く美味しくて…。気がついたら、このお菓子にハマっていました」
味わったことのない堅さ!(※歯が弱い方はくれぐれも注意してください)
「大袈裟じゃなく、とにかく堅い(笑)!奥歯で思いっきり噛んでやっとなので、歯が弱い人には決しておすすめしません。堅い食べ物が大好きな人は病みつきになる歯応えですよ」
手で折るのも一苦労!
「かなり力を込めれば二つに折れますが、それ以上小さくするのは素手では無理です。それくらい堅いんです」
コーヒーに浸せば柔らかく
「堅いまま食べるのが好きですが、コーヒーに浸し、少し柔らかくして食べるのもおすすめ。とはいえ、最低10分は浸さないと効果は見られないのでご注意を」
フレンチトースト風にアレンジ
「牛乳に浸して置き、柔らかくなったらフライパンで焼けば完成。堅パンに練乳が入っているので、卵や砂糖がなくても甘さがあり、美味しいんです」
いかがでしたか?お菓子としてはもちろん、お子様のアゴの発育や歯固め、災害時に備えての非常食・保存食としても最適な堅パン。お店で見かけた際は是非試してみてください。
※歯が弱い方は注意してください
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撮影/久保嘉範 取材・文/田中幸恵