岩手県の三陸海岸沿い、宮古市の新しい観光名物として人気上昇中の「瓶ドン」。ご当地限定で提供される瓶ドンやお取り寄せで楽しむ方法など紹介します。
牛乳瓶にぎゅっと詰まった海産物はインパクト大!
瓶ドンとは、ウニやイクラなど三陸の新鮮な魚介類などを牛乳瓶にぎっしり詰めたもの。これをご飯の上にかけて、どんぶりとしていただきます。
宮古観光文化交流協会の金澤薫さんに、瓶ドンについてお伺いしました。「宮古では昔から海で獲れた生ウニを牛乳瓶に入れる風習がありました。滅菌処理を行った海水と一緒に牛乳瓶で保存するため、風味が変わらず新鮮で美味しいウニが食べられるんです。そんな地元ならではの味わい方を、ウニ以外にもたくさんある宮古の新鮮な魚介類にも活かそうと瓶ドンを始めたのが3年前。その後コロナの影響もあり、昨年から瓶ドンのお取り寄せ通販も始めました」
三陸の旬の魚介類が牛乳瓶に入って出てくるのがご当地スタイル
牛乳瓶に詰められた宮古の旬の食材を、客がその場でご飯にかけて食べる体験型の丼というのがご当地スタイル。宮古市では、現在10店舗で「瓶ドン」を食べることができます。
【詳しくはこちら】
宮古観光文化交流協会 https://www.kankou385.jp/
お取り寄せすれば自宅でも瓶ドンが味わえる
岩手県在住のMart読者・小笠原さんに教えてもらったのは、自宅で楽しむ瓶ドン。お取り寄せすればおうちでもご当地風どんぶりを味わうことができます。
瓶ドン(左から)イカ 、ウニイクラ、 タコの3本セット¥4,800 ※全国一律送料無料(かけあしの会)
解凍してごはんの上にかけるだけ
お取り寄せの瓶ドンは冷凍状態で届くので、食べたいときに解凍してご飯の上にかけるだけ。冷蔵庫に移して約5時間で解凍できます。瓶の中身にはあらかじめ味がついているので、しょうゆなどかけずにそのまま食べられます。
盛りつけるとこんな感じ♪
今回注文した3本、それぞれ中身を全部盛りつけるとこんな感じに。お取り寄せ用の瓶は実際の牛乳瓶より一回り小さい小瓶サイズなので、大きめのお茶碗くらいがちょうどいいサイズ感でした。
お取り寄せだからこそトッピングでアレンジも楽しめる
細切りのたくあんや青じそ、のりや白ごまなど好みの具材をちょい足しすると、見た目がさらに華やかになり、食感や風味がプラスされて自宅ならではのアレンジに。
「牛乳瓶にイクラやウニが入った見た目のインパクトだけじゃなくて、味も新鮮で本当に美味しいですよ」と小笠原さん。観光地までなかなか足を運べない今、まずはお取り寄せで楽しんでみるのもおすすめです。
【商品のお問い合わせ先】
かけあしの会 https://store.shopping.yahoo.co.jp/kakeashinokai/b5dcb8c5bb.html
撮影/山下忠之 フードコーディネート/鮓本美保子 取材・文/富田夏子