物を捨てずに新たな場面で生かす試みでは、先駆者の無印良品。なかでも注目の、環境に配慮した2サービスを深掘りしてみました!
\古着を染め直しReMUJI/
着なくなった無印良品の衣類を回収し、その中からまだ着られるクオリティのものを染め直して、販売する取り組み。
Tシャツ、カーディガン、パンツと種類はさまざま。出合えたものは一点もの。元の持ち主に合わせたパンツ丈だから、自分に合うものを探す楽しみも。着古したシルエットが人気。
※一部店舗限定、東京有明店は実施なし。
Q1.「リサイクルサービス」はなんでやってるの?
A1.皆さんと環境について考える試みなんです
「物がうまく循環していく仕組みを自分ごととして受け止めてほしいと始めたサービスです。地域のお役に立てるのもうれしいです」
(無印良品 東京有明 スタッフ 周 律旋さん)
「無駄にしないで次につなげる試みですね」
(読者 三船麻衣子さん 東京都江東区在住)
家庭で余っている食品を収集&活用!
\フードドライブ/
江東区が主体の食品ロス削減活動。東京有明店内が回収場所のひとつになり、家庭で余っている食品を受け付けています。
フードドライブの協力を呼び掛ける江東区の資料。食品リサイクルの大切さを呼びかけています。
レトルト類、調味料、などカテゴリーごとに分けられている回収ボックス。取材時も「賞味期限2ヶ月以上のスープ」や「未開封のパスタ」など持ち寄られた食品が入っていました。
店舗が地域交流の新しい場になってほしい
「〝フードドライブ〞は江東区の取り組みのお手伝い。店舗が回収場所になることで、つなぐ場になれましたらうれしいです」
(無印良品 東京有明 スタッフ 周 律旋さん)
Mart2021 6月号 特集「無印良品」の進化が止まらない! Part2そのサービス、なんでやってるの? より
撮影/林 ひろし 取材・文/新里陽子 編集/菊池由希子 構成/上原奈緒